口の中の環境と慢性炎症 | 心と体と食と。

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心と食のアドバイザー。

血糖値スパイクを起こしやすい体質とどう向き合っていくか、試行錯誤の記録を記したいと思います。

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体のどこかに慢性炎症が起きていると血糖値が下がりにくくなり、高血糖状態になりやすくなります。


現在、糖尿病もしくは糖尿病手前と言われている方は注意が必要です。



慢性炎症は風邪などのウィルスや菌の感染症、怪我などの体感でわかるような炎症ではなく、自覚できないことが多いのが特徴です。


⚫︎歯周病

⚫︎上咽頭炎

⚫︎リーキーガット

⚫︎肥満(脂肪細胞)


などが挙げられます。

この中で1番見逃しがちで、心がけ次第では簡単に防げるのが歯周病ではないでしょうか。


歯周病菌は歯と歯茎の隙間に入り込み繁殖し、炎症を起こします。


歯の検診を何年もしていない方は是非、歯科医院で歯周ポケットの深さをみてもらってください。


ちゃんと磨けていない場合、ポケットの深さが4mm以上あったり、歯茎から血が出ます。


その場合、口内で繁殖した菌と炎症物質は歯茎から血流を伝って全身を巡り、あらゆるところで悪さをしています。


常に解毒や免疫機能に負担がかかっている状態で、体のところどころでボヤが起きているようなものです。

これを自覚するのは難しいと思います。


炎症のせいでインスリンの効きも悪くなり結果的に血糖値が上がりやすくなるので、高血糖の問題を抱えている方にはなるべく早く対策をしていただきたいと思います。


口腔内のケアを毎日丁寧に心がけること自体にお金はかかりません。


必要なのは自分の今の口腔内環境を把握すること、適切なケアを継続することのみ。


こんなシンプルで簡単なことで糖尿病に影響する炎症リスクを一つ減らせるのならお安いものです。