日本ではたくさんの音楽コンクールが開催されていますが、有名なコンクールの一つにピティナコンペティションがあります。

3月になると課題曲が発表されて、出ると決めている人達はすぐにでも譜読みを始めているでしょうね音譜

コンクールに関しては、積極的にどんどん生徒に受けさせる先生、希望する生徒がいれば受けさせる先生、全くコンクール対応はしていない先生、色々な先生がいると思います。

私の場合、一つの基準として〈自主的にたくさん練習をする事ができる生徒〉にはコンクールを勧める事があります。
「たくさん」という所が重要です。
コンクールに出るとなると、通常のレッスンではしないような非常に細かい指導をする事になります。
言われた事をできるようにするためにはしっかり自分で考え繰り返し練習をしモノにしていかなくてはなりません。
そして、コンクールの課題曲だけに3~4ヶ月取り組むという事は避けたいので、普段の練習曲も並行して練習していかなければなりません。

それだけの事を、親や先生の意思で受けさせる事に決めて生徒にやらせるのは非常に酷だと思います。
生徒の気持ちが一番、これが基本ですよね

昨年は1人、ピティナコンペティションを受けました。あっ、我が娘も受けたので入れると2人ですが
2年生の男の子、以前エリーゼのためにの記事で書いた男の子です。
ピティナの課題曲が発表された時にはまだ習い始めて9ヶ月くらいでしたのでまだまだ導入期。
テクニックはまだまだ足りないので3~4歳からバリバリやっている子達の中で結果を出すのは難しい。それでもコンクールに出したのはしっかり練習をできる事と、早めに経験をさせたいと思ったから。
それだけキラリと光るものを持っている子です

その子にも今年は私から勧める事はしませんでした。
一応課題曲が発表された事は伝えましたが、この一年は普段通りの練習に専念した方がいいかも、とアドバイスしつつそれでも出たかったらすぐにでも始めるよと。
男の子は「来年は出るって決めてる。今年はどうしようかな...」と迷っていました。
来週のレッスンまでに考えてきてね、と話しましたがどうでしょうね照れ

ちなみに娘は仲の良いお友達と連弾プレ初級ででるようです。
ソロの方は出たくないと汗
まぁ出たくないなら出なくていいし、連弾プレ初級は課題曲も難しくはないので友達同士楽しんでできるのではないでしょうかニヤリ
娘に関しては本当に難しい。他の生徒達と同じようにはできないです。これに関してはまた別の機会に書きたいと思います口笛

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