このブログ、自分のピアノの事やピアノ教室の事を主に書いていますが、以前にも書いたかもしれませんが、私はそろばん教室もしています。
たまにそろばん教室についても書くかと思います。

そろばん教室は週2回。
今日はその日でした。

この記事のテーマは「どんな先生になりたいか」なので、そろばんの先生としてもピアノの先生としても、なんですが...。

今日、1人の生徒が教室に入ってきて席につきました。
それぞれ生徒はドリルをやったりプリントをやったり。
その子はプリントだったので、名前を呼んでプリントを取りに来るように言いました。

私「◯◯君、プリント取りに来てねー。」

生徒「・・・。」

私「◯◯君ー」

生徒「・・・。」

以下、5回ほど呼んでも無視。

私「◯◯君ー、聞こえないのかなー?」

生徒「・・・。」

私「◯◯く・・」

生徒「だから何!?」


それまで優しい声で呼びかけてましたが、さすがに叱りました。

私「先生に対してどういう態度なの。呼ばれたら返事をしなさい。」

優しい声から急に叱られたので、その生徒はシュンとなって「はい」と言っていました。

その子はよくそういう事があるので、その度私に叱られています。
叱られると素直に聞くんですけどね


私はどちらかと言うと厳しい先生かな、と思います。
もちろん怒ってばかりいるわけじゃないですが、礼儀を欠いた態度などはやはりある程度厳しく教えるべきかなと。
今日叱られた生徒は小学校低学年ですが、低学年でも身に付けるべき礼儀などはあるかと思います。
決してわからない歳ではありませんからね。

ピアノ教室に関しても、生徒達には最初に必ず「よろしくお願いします。」と言うように教えます。
終わったら「ありがとうございました。」と言ってお辞儀。
先生に何かを習う時の最低限の事ですが、子供は教えなくてはできません。
教えられなかった子供はそのまま大人になります。
社会に出ると当然そのような礼節が求められますが、身に付いていない人は自然にはできないでしょう。
最近はすぐに「親のしつけが...」と言う人が多いように感じます。
当然、子供は親がまず躾けるべきでしょう。
ですが、子供は親だけの躾では育ちません。
関わる全ての大人から学んでいくのだと思います。
私も先生として生徒達に関わる以上、その躾にも関わらなくてはいけないと思っています。

レッスン前後の「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」も、まずは習い事を始めた時点で親が教えておくべき事です。

ですが、そこまで気が回らない事もあるでしょう。
そこで「親のしつけが...」と言ってしまうのではなく、気付いたこちらが教えればいい。
ただそれだけの事です。

私の娘も習い事をしていますが、必ず挨拶をする事は言い聞かせています。
お月謝袋を渡す時の袋の向き、持ち方、渡し方、などもしっかり教えています。

でも娘がその事をきちんとできているか、はわかりません
いえ、たぶんできていないだろうな、と思っています。
なのでその場合、やはり先生にもきちんと教えてもらいたいと思っています。
子供は親の言葉よりも先生の言葉の方が聞ける事もあります。
親の言葉より他人の言葉の方が聞ける事もあります。


先生としての考えと親としての考えが入り混じってしまいました


なんだかこれ以上書くと延々と長くなりそうなので今日はこの辺で...。
また今後もこういった内容は書くかもしれません。

テーマの【どんな先生になりたいか】ですが、私は生徒に、

「優しいから好き」と言われるより「厳しいけど好き」

と言われる先生になりたいな、と思っています