素晴らしい記事を見つけたメガネ


『高校1年生に配布する保健体育の副読本に、来年度から「不妊」に関する内容が含まれることがわかった。
 この保健体育の副読本は文部科学省が作製するもので、全国の高校1年生が来年度から使用することになっている。文部科学省によると、この副読本には喫煙や飲酒、危険ドラッグの問題点などのほか、今回から初めて不妊に関する知識も記載する方針が決まった。高齢出産の場合、染色体異常の確率が上がるリスクがあることや、年齢が上がると妊娠しづらくなることなども記載される方針だという。

 文部科学省は、高校生に妊娠・出産に関する正しい知識を学んでほしいとしている。』
(日テレNEWS24)

自分が妊娠する為に病院に通ってる経験から、高校生や大学生、遅くとも社会人1、2年生までには正しい生殖学(妊娠学)を学んで欲しいと強く思うようになった。
それは、妊娠・出産には適齢期(女性25~30歳)があるから。
最近は卵子の老化が取り上げられる様になり、興味を持つ20代、意識を高く持つ30代も増えてきた。とっても素晴らしい事だと思う。しかしそれは裏返すと若ければ大丈夫と言う事になる。が、現実は若くても治療をしなければいけないカップルも居る。男性不妊(無精子症は100人に一人と言われている)だったり、子宮内膜症や卵管閉塞… 
怖いことは、生理が毎月規則正しく来てて健康であったり、精液がしっかり出てたり(でも中に精子が居ないのが無精子症)と、妊娠出来にくくなる要因となる自覚症状が無い場合が多いからだ。
この副読本にどこまでの内容が含まれるのか。さわりだけだとしても、それでも大きな一歩だと思う。けど、私が一つ願うのが…

〈『不妊』に関する知識〉
ではなく、そのまま
〈『妊娠』に関する知識〉
でも良かったのではないかと言う事。

好きな人と出会い、結婚して、子供が出来て、家族として幸せな暮らしを…
そんな誰もが当たり前のように思い描く生活を、一人でも多くの人が掴めますように。