最後におみくじを引くまでは……
娘
「ちょっと!良いこと書いてない!」
「え〰っ、納得いかへん」
どうやら、願いは叶わないと書いてあった
そこから、娘の機嫌が悪くなり、
不平不満を口にし、御神域でやめなさいとの
忠告もきかず、
川床の料理をどのお店で食べるかでも
ごちゃごちゃ言い、しまいには父親に
絡んで怒らせてしまい、
川床料理は断念
私(心の声…)
早速、願い叶わず…のおみくじ当たってる
やん
そりゃぁ、御神域でこんだけ不平不満
吐いたら、そうなるよね…
神様の言う通り
さぁ従って帰りましょ
いつも、どこへ行くにも主人は車派
でも今回は、私が「道が狭く、送迎バス
との対向がキビシイらしいので、電車で
行こう!」と、片道2時間40分の移動
結果、主人に「車で来てたら大変なこと
になってた、良かった電車にして」
と言われたから良かったけど、まぁまぁ
歩いてヘトヘト
帰りの乗り継ぎ駅で昼夜兼用で外食する
ことにしたけど、娘は先に帰って
しまいました
主人と二人で居酒屋でお疲れ〰っと
カンパイ
最近は、以前にも増して
食べたかったら食べて、
食べたくなかったら、食べなくていい
好きにしなさいって、
娘のことが気にならなくなってる
だって標準体重に戻ったし、
24㎏でも死ななかったんだから、大丈夫
受験勉強も全く状況が気にならない
模試の結果も知らないし、勉強ができてる
のかさえも知らない
普段も、勉強しなさいとか、一切言わない
でも、その方が良くなってる気がします
食事の拘りも緩んでて、先に野菜・
サラダから食べないとっていつも
ガミガミ言ってたのに、自分の心の中
だけで済ませてくれてるようだし
で、怒って帰った娘のことは気にせず、
楽しかったね〰と一日を終え就寝
ところが……
その夜……
寝ている私の足をトントンして
娘が起こしにきました
母さん…吐きそう…
気持ち悪い…
足元にいる娘の顔を見てビックリ
青白く光ったその顔は娘ではありません
もぉ誰やね〰ん
私「昼も夜も食べてないから空腹すぎて
吐きそうなんちゃう?」
「何か食べたら落ち着くかもっ」
娘「……」
娘が部屋を出てから、
「貴船神社(高龗神の浄化・黒龍様)に
祓ってもらいに行ったのに、
何を憑けてきてん」とムカついたけど、
起きてあげなかったので
ちょっと可哀想になり、
布団の中で手を合わせてお薬師さんに
娘の体調不良を治して下さい…とお願い
しました
娘は吐いた後、フルーツ食べて
寝たんだそう
数日後…
娘「母さん、起きてくれへんかったし」
「しかも、空腹すぎて吐きそうなん
ちゃう?って言うてたけど、私は
違うと思う………」
私(心の声…)
「そうです、違いますよ」
娘「でも、あの日は吐いたけど、
あれから気分がすごく良いねん」
「気持ちが軽くなったっていうか、
調子がいい」
「摂食も私にとってはいい経験やった
と思ってるしね」
そうなんです
あの日以来、とにかく娘が……
子供の頃の娘……
私のよく知る娘に戻ってきてる……
憑けて帰ったと思ったけど、それも違う…
やはり祓えてる……
高龗神の浄化力に驚いている今日この頃…
直感を信じて、参拝して良かった
そんなこんなの不思議なお話でした
お付き合い下さり、有難うございました