今日はまたオリジナルで【ひと(1)に(2)い(1)こう(5)】の語呂合わせにちなんで、
憩える場所をピックアップしました。
(参照:旬刊 旅行新聞のサイトより)
ヨーロッパの多くの都市は、街の中心部に広場があります。
広場周辺にはピザやワッフル、ジェラートなどの飲食店やおみやげ屋さんが軒を連ね、
店に行列ができたりはすれど、のんびりとした時間を過ごしています。
歴史ある街並みにポッカリと穴が開いたような広場。
さまざまな国籍の旅行者も必然的にその広場に集まって来て、足を休め、
地図やガイドブックに目を落とし、壮麗な教会や市庁舎に目を細めます。
旅行者にとってどんなに憩いの空間になるかを証明しています。
雷門の前には大きな道路が走っているために観光客がごった返し、記念撮影にも苦労します。
道路を広場にするのは不可能に近いことですが、もしそれができれば、
隅田川や東京スカイツリーも近く、屋形船やリバークルーズを楽しめるエリアとして、面白く
浅草はもっと多くの観光客が集まるエリアになる可能性を秘めています。
実は、街の中心部には「何もない」方がいいということも一つの考え方だそうです。
素晴らしい観光資源があっても、車や、ほかの観光客を気にせず、
街の中心から四方八方360度を眺める空間、つまり人々が憩うことができる空間がなければ、
居心地の良さは感じないのだそう。
さまざまな自治体に観光予算が付くと、普通は「何かを作る」ことに目を向けます。
集客を考える場合、どうしても「足し算」的な発想になってしまいますが、
街の中心部を「無」の空間にし、観光客の視点であらためて考えると、
憩いの空間がいかに大事なのかがわかるのではないでしょうか。
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たしかに、どこに行っても人、人、人、、、という時に、
目の前に憩える場所が現れるだけでほっとすることってありますよね。
とは言え、そんな場所でさえ、人で埋まっていることは多いですけどね(笑)。
いずれにせよ、なんでも「儲け」に走ってしまう今の風潮に
引き算の美学は通用するのか、ですよね〜。
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