平素より多大なるご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。

この度66代目女子チームの主務を務めさせていただくこととなりました、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年、谷野桃音と申します。

ここでは、私の自己紹介と1年の抱負を書かせていただこうと思います。

拙い文章とはなりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

私は両親と兄たちの影響で幼少期からテニスを一種の遊びとして楽しんできました。そのため、私にとってテニスとはどこまでいっても、どんな辛い練習であろうと、楽しいものであり、自信を持って好きなものと胸を張って言えるものでした。

高校3年の際は、レギュラーになれないのであれば、試合に出れず応援だけになるのであれば、大学ではテニス部に入りたくない、もう高校で終わりでいいのではないかと思っていた時期がありました。それでもやはり、テニスを上達したいという思いやテニスを好きだという気持ちが勝り、立教大学体育会テニス部に入ることを決めました。また、立教大学体育会テニス部で自分のテニスに向き合い、たくさんの仲間と純粋にテニスを楽しむ兄の姿が輝いて見え、私もこんな仲間と熱くなれる大学生活を送りたいと思ったのも入部を決めた大きな理由の一つです。

そんな期待に胸を膨らませて入ったテニス部でしたが、苦難は多く、楽しいことだけではなく、運だけで簡単に結果が残るような楽な道ではないことを痛感しました。中でも悔しい思いをしたのが3年の2月。これまでで1番頑張り、絶対に本戦に行くだと意気込んだ新進は、まさかの捻挫によって欠場。その後の春関にも怪我の回復が十分に間に合わず、不完全燃焼で大学生後半の貴重な2大会を終えてしまいました。その時はもう部活をやめようかと本気で考えました。しかし、それでも最後まで戦い続ける先輩方や切磋琢磨しあう同期、後輩たちがいたおかげです。楽しいことと辛いことも一緒に乗り越えた仲間だからこそ、一瞬折れかけた本戦出場、リーグ戦の選手になるという目標にもなんとか奮い立つことができ、今日も練習に励んでいます。

そんな私の3年間でしたが、残り1年も目標を高く、頑張っていきたいと思います。結果まだまだ残せていませんが、それでもやっぱり上達したい、リーグ戦で選手として活躍したいそんな目標を残り僅かな選手生活となった今でも、貪欲に追い続けたいと思います。主務としてもまだまだな私ですが、みんなを裏から支えるだけでなくプレーでも支えられるようなそんなトップとなり、また誰よりも最高にテニスを楽しんで引退するそれが今の1番大きな目標です。

私たち女子チームは同期が3人と少なく、たった3人で後輩を引っ張っていくのはうまくいかないことが多いかもしれません。ですが、最後まで全力で後輩と、同期と、自身と向き合い、チーム目標である2部優勝1部昇格に向けて走り切りたいと思います。また、このチーム目標を必ず達成し、後輩たちに立教大学の王座優勝の瞬間が、手の届く目標と見えるよう精進していきたいと思います。

まだまだ未熟で頼りない存在ですが、残り1年間全力でテニス部に捧げる思いですので、今後ともご指導ご鞭撻の程をよろしくお願いいたします。

また、これから大きく立教大学体育会テニス部が活躍していくには、OBOGの方々を含めたいつもご支援ご声援をしてくださっている皆様方の応援が必要不可欠です。今後とも熱いご支援、ご声援を何卒よろしくお願いいたします。

立教大学体育会テニス部主務　谷野桃音

新体制挨拶「主務 谷野桃音」

新体制挨拶「主務谷野桃音」