平素より温かいご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。

この度、マネージャーチーフを務めさせていただくことになりました、経済学部経済政策学科3年の原田菜月と申します。

今回のブログでは、私がテニス部へ入部した経緯と今後の抱負についてお話させていただきたいと思います。

私がテニス部に入部した経緯は、英語のクラスが同じだった家田くんに誘ってもらったことがきっかけです。

私はそれまでテニスとはあまり関わりがなかった人生で、まさか自分が大学でテニス部に入るとは１ミリも思っていませんでした。そんな私が入部を決めたのは、見学の際にマネの先輩が選手に対して

「部活に入らずに楽しいだけの４年間にもできたはずなのに、毎日練習に来て頑張っている皆が本当にすごい」と感じているとお話ししてくださったことです。

私はその言葉が胸に響き、そんな環境の中で頑張っている選手を間近で応援したいと、テニスもマネージャーの経験もなく、当時は同期マネがおらず一人でしたが、飛び込むことを決めました。テニスのルールすら分からず先輩に付きっきりで教えてもらい、同期と話すのでさえ緊張してガチガチだったあの頃から、気づけば自分たちが一番上の代になっていました。

もう一つ今年度の春関以降、頭を離れない言葉があります。

「いつか思い出した時、それを一緒に経験した皆にとって“同じ温度”の楽しい思い出になるように」

小学生のときに漫画で読んだ言葉ですが、春関本戦期間にこの言葉を思い出しました。有明の会場でみんなで１ポイント１ポイント盛り上がるこの瞬間をこの先も絶対に忘れたくないと思うと同時に、経験した皆んなにとって同じ温度のという意味を言葉ではなく肌で感じました。全てが楽しいことばかりではないことは、もちろん分かっています。それぞれの立場で悩むこと苦しいことがたくさんあり、見える景色が異なることも十分承知しています。ですがそんな経験をみんなで乗り越えるからこそ、振り返った時にとても濃かった大切な時間になると信じています。

これまでにたくさん最高の景色を見せてくださった先輩方、私たちのことを様々な面で支えてくださっている監督コーチ陣、OB・OGの皆様、個性が強すぎるけど、目の前のことに一生懸命ですごく仲間思いな同期、素直すぎるほど素直でかわいい後輩のみんな

そんな環境の中でマネージャーができていることに誇りをもつと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。

先輩方にこれまでしていただいたことを、今度は自分が後輩のみんなに還元する番です。

私は皆さんが思い描くような頼れるマネチーフとは程遠いかもしれません。

ですが、自分にできるどんな小さなことでも誠意をもって取り組み、一人ひとりに寄り添うことを大切にして声をかけ続けることで、チームを支えることがラスト１年の目標です。

そして私よりも何倍もしっかり者で頼れる後輩と同期のマネージャーのみんなと一緒に「１部昇格」に向けて全力でサポートして参ります！

これから何十年も経ち、この時の時代を思い返すときに、それがいつまでも鮮明で１０８代目の部員それぞれが同じ温度で思い返せる出来事になるように、一人一人が後悔のない１年を全員でつくりあげていけたらなと思います。

最後になりましたが、OB・OGの皆様には選手のみならず、マネージャーにも温かいお心遣いをしていただき、心から感謝申し上げます。

至らない点も沢山あるかと思いますが、今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。　

３年マネージャー　原田菜月

新体制挨拶「マネチーフ 原田菜月」

新体制挨拶「マネチーフ原田菜月」