引退ブログ 4年 篠崎太智 | 立教大学体育会ホッケー部男子ブログ

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立教大学体育会ホッケー部男子は2部リーグ優勝、1部リーグ昇格をめざして、常に全員で戦い続けます!


やっはろー篠崎です。ブログなんて書いたことないので、うまく書けるかわかりません がありのままをかいてみようと思います。




僕がホッケーを始めたのは、保育園年中からです。ちなみにフィールドではありません。アイスホッケーです。父の影響で始めたらしいのですが、もちろん当時の記憶なんてほとんどありませんから、物心ついた時にはリンクの上に立ってスティックを握っていた という状況です。クラブチームとして活動し、平日の学校終了後や休日も一般滑走や練 習に命を注ぎ、多忙な小学生時代を送っていました。



そんな中、小学4年生の時、兄の影響で学校の部活としてフィールドホッケー部に入部 しました。アイスホッケーの経験があったので、そこまで慣れるのに苦労はしなかった 気がします。いや、多分苦労はしました。 こんな感じで部活とクラブチームを両立する生活が高校3年生まで続きました。ただで さえ日本でマイナースポーツな W ホッケーを「二刀流」でこなしてきたわけです。


高校生になって1年生から周りの同期が試合に出ている中、自分は試合に出場すること が少なく、ベンチメンバーにも入れませんでした。 2年生でやっとの思いでスタメンを勝ち取り、インターハイや選抜、3年では国体優勝を成し遂げちゃったわけです。 一見華々しく聞こえますが、これはたまたまスタメンに入れて、周りがすごかったから 成し得たことです。凄腕のメンバーとプレーして充実はしていたけども、自分の実力という意味では実感ができず、どこか⻭痒い 3 年間だったと思っています。




だいぶ前置きが⻑くなりましたが、ここから立教編です。 立教大学に入学したいと思ったのは、学業面が大きかったと思っています。高校では日 本一を成し得たので、正直そこまでホッケーはガチでやらなくていいかなと思っていま した。興味があった英語の道に進みたく、ちょっとホッケーは続けようかなぐらいの気持ちでした。今高出身の立教の先輩方のおかげで、無事に入学することができました。

入学早々、コロナの影響がやはり大きく、オンライン授業や遊びも制限された中で、ホッケーをする日々が続きました。


特に1年生の秋リーグでは、自分のせいで SO に負け、先輩たちを勝たせてあげられなかったこと、本当に申し訳なく思っています。得意じゃなかったのに調子乗って本当にすみませんでした。ごめんなさい。2年生でもコロナは続きましたが、クラスターと闘 いながら勝利した東大戦や1部昇格は今でも覚えています。感動しました。自分のホッケー史に残る試合だったと思っています。3・4年生では、うまく勝てない日が続きましたが、最後に2部優勝できてよかったと思います。でも最後に1部に連れていけなくてごめんなさい。本当にあっという間でした。




この 4 年間は楽しいことももちろん多くありましたが、同時にもどかしい気持ちもありました。 経験者だからこそ感じる悩みも多く、未経験者とのコミュニケーションや練習法の策定 は、本当に大変でした。4年生の先輩がいる中でアドバイスしたり、ゲームコントロールするのはなんだか非常にもどかしく、自分なんかがと感じていました。それでも自分 の意見を尊重してくれる先輩方がいたからこそ、楽しくホッケーできたんだと思います。 選手全員のホッケーに対するモチベーションはみんな一定じゃなかったと思うので、勝つためにみんなに厳しく指導しなきゃいけないのか悩みました。 自分ひとりでは敵わなかったため、大学ホッケーの最前線でプレーしている同期にも話を聞いてもらったり、時には愚痴をこぼしながらチームのモチベーションアップ方法や練習メニューなどを模索していきました。今考えると、今までで一番悩みが多かった期間かもしれません。 ですが、僕自身この部活動に真摯に向き合うことができて本当によかったと思っています。難しいこと、大変なことはたくさんありましたが、他の誰よりも貴重な経験をさせてもらったと感じています。



そんなわけで僕の大学4年間が幕を閉じそうです。 今までも充実していましたが、自分の活躍でみんながより一層喜んでくれる、そんな環境でホッケーをすることに憧れを抱いていたのかもしれません。大学では特に、応援し てくれる人や仲間の喜んでいる姿が、自分のモチベーションにつながっていたと思いま す。未経験選手たちとこんなに大変な思いをして1部まで昇格させた経験は、他の大学では中々できないし、かけがえのない思い出として刻まれたと思います。立教にきて本当によかったです!




先輩方・コーチや監督・OB の皆様
この大学生活で関わらせていただいた、先輩方やコーチや監督、OB の皆様、大変お世話になりました。本当に皆様によくしていただいた 4 年間で、自分自身本当に充実したと感じています。セントポールズに参加させてもらった際にはよろしくお願いいたしま す! 加えて試合や練習で最高の写真を撮ってくれたマキさん、ひとっちゃん、ありがとうご ざいました!この 4 年間の写真ありすぎて google フォトがいっぱいです。ちなみにMakisanTVを父がハマって見ていたのをここで暴露しときます。笑




同期
最初はクソ少ない同期で渋ってごめんさない。でも途中から仲良くなって部活って感じ がしました。往復4時間かけて来てくれたり、今高の試合全部見てくれてたり、バイク の話ができたり、素晴らしい同期でした。マネージャー入ってくれてありがとう。 人数が少ない中、本当にお世話になりました。



後輩諸君
1 日 1 日を大切に過ごしてください。ホッケーを今まで続けてきてきたからこそわかる、 日々の大切さを実感しました。このホッケーを続けて来た日々が、自分には財産です。 立教大学ホッケー部で過ごした日々を財産といえるように、毎日を大切に過ごしてみて ください。本当にあっという間ですから。切なくなるよ。 加えて、誰にも負けない自分だけの武器を作ってみてください。ホッケーの技術でもい いし、自分の趣味でも構いません。何か1つ負けないものを作っておくと、今後自分が 誇れる武器になります。イナズマイレブンでいう必殺技です。シュート技でもいいし、 ドリブル・ブロック技でもいいです。習得しておきましょう。





両親へ
こんなことは口に出して言えないのでここで書きますが、今までホッケーを続けてこれ たのは、もちろん両親のおかげです。多忙な中の送迎や、遠征代や部費・用具代の負担、 日々の練習や試合のビデオ撮影など、本当に頭が上がりません。 いつも試合を見にきてくれて、時には不甲斐ない試合で怒られたりすることもありました。それでも点を決めたり活躍して、「よくやった」と言われるのは本当に嬉しかった です。本当にここまでホッケーを続けさせてくれてありがとうございました。自分の息子もホッケーに洗脳させようと思います。






そんなわけで僕は社会人になってしまいます。ついにです。信じられません。本当はま だ大学生したいですが、そんなことは許されなさそうです。やってられませんね。 配属地もまだ未定なので、どこにいるかもわかりません。もしかしたら海外かも。 もしかしたらまたホッケーをやっているかもしれないし、やっていないかも。
まあそんなことはまだ考えずに、残りの学生生活を楽しみたいと思います。というわけで僕は明日からモロッコ 🇲🇦に行って来ます。アフリカです。無事に帰ってこれるといいですが、というわけでバイバイ✌
篠崎太智に関わってくれた全ての人に感謝です! クソお世話になりました! ありがとうございました!


4年  篠崎太智
(編集: 新3年MG 今井)