Mはいつも仕事に行く前に電話をくれる。

終わった時はたまに電話で、普段わメールをする事が多い。

その日は珍しく仕事が終わってから電話がかかってきた。
しかも珍しく酔っぱらって…
あんな酔っぱらったMは始めてだった。
すごい電話なのに、可愛さや無邪気さが伝わってきた。
普段私に見せてる一面とは違った。
可愛くて、心配でそばにいてあげたい気持ちでいっぱいになった。

でもそばにはいてあげれなかった…
とても残念だけど、そんな時に自分に電話をくれたのがすごくすごく嬉しかった。
今日は会社の帰りに、同僚のAと一緒に飲みに行った。
Aとは仲良くなって半年。日数的には短いが今まで出会った友達の誰よりも仲が良く、よくケンカもする。
そんな2人。この日も案の定ケンカ。お互い性格が似ているせいから、考えがばれてしまう為、我慢すれば爆発してケンカになってしまう。

ミナミのど真ん中で2人泣きながらケンカをした。
いつもの事。
今回はしばらく距離を取った方が2人にとって良いと思った。
ゆぃわ泣きながら歩き始めた。その後ろをAが追いかけてきた。

そして2人で泣きながら話し合った。
話し合えば合うほどお互いの事がわかり、お互いが理解する。そして仲直りした。仲直りしたがすぐにわ止まらない。

2人で泣きながら歩いていると、なんと!なんと!なんと!前から自転車でMが来た。

本当に偶然すぎて、泣き崩れた顔の事を忘れてMにAとケンカした話しをした。

いつしかMと話ししてると泣きながらも笑顔になった。
次は本当に笑顔の時に逢いたい。
出会ったその日からメールのやり取りが始まった。

20代前半にしてはすごく礼儀の正しい彼だった。

いつも『ありがとう』『ごめんなさい』それに付け加え、私の立場にたって気遣いのメールをくれた。

少し彼の風貌からは想像できないくらい、温かいメールだった。

彼とメールするのが心地よく癒された。
また彼は、マメに毎日電話もくれた。彼の声は万人受けする声かといえば違う。でも私の中ではすごく心地よかった。
電話やメールすればするほど会いたくて逢いたくて…逢いたい想いが募った。