父は糖尿病です。
とはいえ病状の経緯は誰も
詳細を知りませんでした。
おそらく60代くらいから薬は飲んでいる。
が、実際はもっともっと前から健康診断などで
兆候はでていただろう。
かかりつけ医で定期的に受診はしているものの
母と仲が悪く、母にも全く受診の報告や
病状を話さない。
必然的に私達も知らないことになる。
こういう人っているんだねー。
普通家族には報告するでしょうよ。
しかし母が聞いても
…五月蝿いわ!
あんたに言ったかて仕方ないやろ。
で、母も母で
聞いても鬱陶しがられるのが嫌で
そもそも父の事がきらいだから
…怒られるだけやからもう知らん。
となったらしいです。
とある日、包括センターの方から連絡をいただく。
(1年位前から相談し、自宅訪問などしてくれている)
…昨日訪問させてもらったらね、
お父さん、左手小指の第一関節が
干からびて来てはっててね…
それ娘さん、知ってはったかしら?
いやいやいやいや
知らん。
…ただこの間帰省の際、家の中でも
いつも左手に軍手はめてて、
寒いからだって言ってました。
…それやわ
多分、見られたなかったんかも知れへんねえ。
やー、
ちょっと
言葉にならない衝撃でした。
よくそういう話は聞く、
足が壊死してくるとかの話(国宝とかのやつ、)
壊死が始まった事ももちろんなんだけど
その事すら家族に言わない、その事が
衝撃だよ。
どう考えたらいいんだか。
糖尿病というのは食事療法が必要だが
母は母で、認知症の疑いがあり
料理自体が出来なくなっている。
なので宅配弁当を手配する事にしたが
父はとにかく偏食がひどい人で
宅配弁当に一切、手をつけない。
こんなん食われへん、以上。試しもしない。
やー。もうね
手がこの状態になっても尚、食生活を
改めようと一切しない、この姿勢。
それが最大の衝撃でした。
え なんで?って。
ポテチとかみかんの缶詰めとか食べてるんだよ。
死にたいのかよこの爺さんは?
いやいや、そんな、いっそ
コロっと死んだらいいけど
人間そんな、簡単に死ねやしない。
死ぬまでにもっともっと、
じわじわ苦しむ事になる。
自分自身が大変な思いをする。
実際、
父の指の壊死は薬指と中指まで進行している。
先日父の介護認定の調査員の方が来て
聞き取り調査をしてくれた。
その時指の事について
…言われた塗り薬塗ってもちっとも治らへんのや。
あの医者あかんのかもな。
いやいやいや
何言ってんだか。
塗り薬なんて気休めだし壊死したとこは治らないし
これ以上の進行食い止めるには
食事改善しないといけないって、絶対病院でも
言われてる事でしょ。
耳が痛い話だから聞いてないのか何なのか。
病院には近所に住む母の弟(私から見たら叔父)が付き添ってくれている。父とは血縁もないのに
叔父は常に改善が必要と伝えてくれている。
なのにそれすら五月蝿いわ、と。
図書館で糖尿病についての本を読んでみるが
たいてい、食事療法、こんなメニュー、
生活はこんな事に気をつけましょう。
症状が進むと失明や末端の壊死の危険があります。
…これじゃ役に立たないよー。
改善できない、壊死しちゃったら
どうすればいいの?ってのが何も載ってない。
母はというと、
認知症の疑い、という事で検査を受けたが
認知症ではなく、
不安神経症て診断されました。
パニック障害という特定のなにかがキックで
パニック起こす、というのがありますが
不安神経症は常にパニックというか不安定、
原因はストレスの蓄積、身近な人間関係、、、
何これ共倒れじゃん。
不安神経症も認知症と同じように
何度も同じ事を聞く(財布どこ?とか、)
そうすると父がイライラして
何言うとんのや!さっきからそこや言うとるやろ!
何度も何度もしつこいわ!この女が!
マジでさ、自分の両親の話だって事が
信じられない。
どっかの赤の他人の話ならいいのにって思う。
これを日常繰り返してるって
地獄以外の何者でもない。
自分の両親だから否定したくはないが
こんな風にだけは、なってはいけないとは
はっきりわかる。
母は父の事、早く死ねばいいのにって言ってます。
だからそんな簡単に死なないっつーの。
とは思ってても言わない。けど
気持ちはわかる。
ただそれを聞かされる娘の身にもなって欲しい。
もう少し、お互いを穏やかな気持ちで考える道は
なかったのだろうか?
私たちを育ててくれた事は感謝している。
お金持ちでは全くないけど
特に不自由もなく過ごせた事。
しかしねー。
姉は、私とは顔は双子と間違われる程似ているのに
性格が正反対で決断力がなく
精神的にも私のように強くないこともあり
やりきれない、もう実家へは行きたくないと
一時期実家通いを脱落した。
気持ちはわかる。
だけど仕方ない。二人は病気だから。
怒ったりしょげたりしても何も改善しない。
叔父がこの、姉が一時期脱落した時、
私に言った事。
…だけどな自分の親の老いを見守る事は
ひいては自分の老後について考える事なんやで。
Sちゃん(姉)かて旦那さん60やろ?
いやでも考えなあかん時期やと思う。
叔父さんからSちゃんに、話しといたるな。
我々姉妹にとって
この叔父夫妻が人格者である事が
この地獄の中の救いだった。
本当に尊敬できる人々であり
この介護というか見守り時において
今までそこまで深い話をしたことがなかった
この二人との交流は
今後の人生において貴重な宝になると思う。
父の糖尿の話にもどるが
もうなんか、悲しい通り越して
可哀想という気分になる。
この話を仲の良い友人に話したら
…まあrさんのお父さんの事こんな風に言うのナンだけど急になったわけじゃないよね?
たいてい予防とか改善できない人がそこまで行くんだよね。糖尿の人ってそういう人多いって聞くよ。
いやもう、寸分違わずそういう人です。
そんな簡単に死ねないよとか
覚めた見方をする私は最低な娘だろうか?
母もさんざん父に罵倒されて
確かに母にとっては父がいなくなった方が
病状は改善されるだろう。
もう少し思いやりを持って接して欲しいけど
何を言っても長年蓄積された恨みがあるから
もう遅すぎる、二人の仲が改善されることは
生きてる間はきっと無理。
父も自分の病気の事が怖いんだろう。
自分の指が壊死していくのが
怖くない人なんて、いないよね。
それを食い止めるには何が必要か理解して欲しい。
先日、姉一人で実家へ行った時に
父を観察したらしい。とある日の食事
朝(と言っても起きるのが12時頃)
コーヒー一杯、大福1個、あと牛乳一杯
以上。夜は食べず。
これが1日の食事、明らかに栄養失調。
見かねた姉が具だくさんのオムライスと
ワンプレートでサラダ山盛り乗せたら
きれいに平らげたらしいです。
…温かい食事で、しかもオムライスとか
分かりやすい食事なら食べれるんだね。
かといって作り置きしても温めて食べるとかは
しないから行った時にしか用意出来ないけどさ。
r ちゃんも行った時は作ってあげてよ。
例えば私たちが淡路の出身で
進学などで東京に来たなら
まだ帰って来る、を検討するが
こちらに元々住んでるのを移住してったのは
両親ですからね。
おらんかったら困るからこっちいといては
あまりに勝手な言い分である。
東京で近くにいたなら
問題の半分以上は解決するのに
(車はなくても生活できる、私たちがすぐ行ける、食事作ってあげられる)
確実に、見守りや生活支援が常に必要な段階に
なってます。
これから先どうなって行くのか。
父の要介護1がついたのでサービス利用を急がねば。
仲が悪いことで起こる苦労は
自分達の自業自得、
引き受けてもらうしかありません。
老後の田舎への移住は…
正直、全くオススメ出来ませんね。
特に車必須な地域。
淡路自体はめっちゃいいところですけどねー。
明確に移住先での暮らしかたの計画をして
シュミレーションを緻密にした方がいい。
それでも買い物行く予定のスーパーやお店が
潰れるとか、普通にあるからね。
自分達だけで生活できなくなったらどうするかも。
そん時は誰かがどうにかしてくれるでしょ?
とか。
甘いな。
行けばどうにかなるでしょ、が一番やっかい。
どうにもならない。なってないし。
なるようにしかならない。
そういう気持ちで何とか怒らず、
怒らせず、声掛けしていくしかありません。