誰よりも気にして
女らしくあろうとか迷惑かけないようにしようとか、違和感を感じる行為をしている
女だとか男だとか区別されるのが嫌いなくせに誰よりも区別しているのは自分だった

別に体が女の男でも女でもない人間がいたっていいじゃないか
否定しているのは自分だろう
女じゃない自分を否定して
男じゃない自分を否定して
誰よりも自分を嫌っているのは自分だった

それに気付いた
僕は僕でしかない
女にも男にもなれないことを自分が認めれば簡単な話だった
自己を否定するより肯定すれば生きやすい