みなさま、遊びに立ち寄っていただきありがとうございます。立夏と申します。

 

今回も、前回の続きになります。

 

前回では、通信制高校のメリット多めでお話ししましたので、今回はデメリットについてお話しします。

 

しかし、通信制高校と一括りで言っても、多種多様な高校がありますのであくまで参考程度にお聞きくだされば良いかなと思います。

 

 

 

まず、授業について

 

以前お話しした通り、通信制高校は単位制がほとんどです。

 

そのため、レポートを提出して単位をもらいます。レポートといっても、教科書に書いてあることを穴埋め方式で答えたものや、NHK高校講座をみて答える、というものです。

 

これらのレポートは授業を受けなくても答えられる、簡単なものなのです。

 

また、科目も文理選択もないため、どの教科も基礎レベルまでしかやりません。

その代わり、マーケティングなどの商業科目が多かったです。

あとは、理科系だと実験、体育の実技は全く行われません。最近、通信制高校で実験・実技が行われていないことが問題になっていますね。

 

以上のことから卒業時に一般的な高校三年レベルに達するかといわれると、微妙ですね。

 

 

次は、環境について

 

立地はどの高校もいいように思えます。大体が大きな駅の近くに建てられています。

 

しかし、駅の近くであることによって、治安の悪いところもありますね。また、大体の高校の校舎はビルです。そのため、全員が通うには狭かったり(レポートの締切が近いと特に)、トイレが各階に1つしかなかったりしましたね。あとは、学校としての設備が少ないことですかね。

 

 

3つ目は、友達について

 

はっきりいって、一人きりで誰とも関らず通いたいと思えば、通えます。また、登校しなくてもいいので、より一層友達は出来にくいですね。

 

4つ目は、進学について

 

専門学校への進学は、難しくないと思います。面接対策や願書の書き方など先生がしっかりサポートしてくれます。

 

就職については、ごめんなさいちょっとわかりません。

 

大学進学は、推薦組(小論文・面接)と一般推薦(テスト)組で分かれます。

 

推薦組は、指定校を狙えばサポートも手厚かったように思えます。指定校は、毎年一定数いるので先生も慣れているのかなと。

ですが、指定校の仕組みが

 

□□高校に〇〇大学への指定校の枠が3つあるとすると、全国のサポート□□校の生徒で3つの枠を競います。(3人以上の申し出があった場合)

 

そのため、優位になるよう成績はもちろんですが他の活動として生徒会やボランティアに参加していました。

 

指定校のある大学は、大体文系、芸術系が主でどうしても行きたい学部があると選択肢がない場合もありますね。

 

 

 

一般推薦組は、2年時から授業以外でも勉強してない限り茨の道ですね。

 

受験に必要な科目は、大学・学部によって全然違うので先生の授業でカバーできないところもありますし、まして必要な科目を先生が教えれない場合もあります。

 

そのため、ほとんどの生徒は外部の塾に通います。私は、集団と通うのが不安だったので家庭教師さんにお願いしていました。融通も利きますし、必要なところを重点的にお願いできるので。助かりました。

 

しかし、高校で模試が開催されていたのでそこは良かったですね。

 

あとは、願書も大学によって提出方法が異なり、入試方法も沢山あるので自分に合うものを探すのも大変でした。先生も手探りで、情報の蓄積が少なかったのかもしれません。

 

自分で全部やる覚悟がないと、難しいですよ。もちろん困ったら先生でも塾の先生でも相談してくださいね。

 

 

以上が私が通ってみて感じたデメリットですね。

 

ですが、トータルして私は通って良かったと思います。この3年間は私にとって必要な時間でした。中学とは全く違う環境で、先の見えない不安を一つ一つ潰していけました。そして、止まっていた私の時間をもう一度動かすことができたのです。

 

 

ここまで長文お読みいただき、ありがとうございました。

またお会いできる日を、楽しみにしています。

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