2017年〜 全て手放す

 

 

 2017年まで精神医療・福祉で働いておりましたが、

その後のことをまとめて書いたものがないので、ここに残します。

 

ピアスタッフ時代

 

 精神医療・福祉でお世話になり、支援者として働き、

大学で社会福祉を学びました。

特に最後の4年は、特に内容が濃く、大学に入学したのも、

精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を取得して、

自分の業務に活かしていくためのマイルストーンとして

設定したものでした。

 

 体調が完全に回復しないうちに始めた、支援者としての勤務と

ピアスタッフ育成・普及に向けた研修の企画や講師の仕事でしたが、

当時はスケジュール帳は、文字通り真っ黒でした。

 

自分にとって、熱意を持って夢中で取り組める、

本当に魅力的な仕事でした。

 

 ヘルパーセラピーの原則のとおり、

体調は前と比べれば格段に良くなりましたが、

時々、倒れながらも続けていました。

 

 

ピアスタッフ時代の影

 

 ただ、理想と現実の実践の違い、複数の施設、クリニックそれぞれの

異なるポリシー、葛藤と激務プラス、大学の勉強。。。

当時は、毎朝吐いてから、仕事に行っていました。

 

怖いもので、慣れると痛みが麻痺するので、胃酸で前歯が溶けないか?と

別の心配をしたりしていました。

 

 とても久しぶりに希死念慮が出た時、

自分が同じループに入っているように感じました。

 

過去に、このように悩みながらハードワークをこなし、

燃え尽きて鬱になったループに、もう一度、片足を入れているように思ったのです。

 

  仕事を離れてから

 

 気がついたら心理の本に枕元が包囲されており、すっかり観念するしかなくなりました。

 

 民間で心理を学び、実践を繰り返しているうちに

パソコンのOSが、だんだん書き変わるように

ベースの考えかたが変わっていき

仕事は整理せざるを得なくなりました。

 

2年の下積みの後に、やっと手にした貴重な仕事。

全国区でお仕事をさせてもらえるようになるまでの積み上げ。

 

一度、全て手放すことになりました。

 

ひたすら、実践、実践、実践。。。

 

川沿いのホステルで夜明け前から内観

 

 心理で学んだことは、とにかく数をこなしました。

 

 何の保証もないまま、住んでいた家を離れ

99%の人間関係を一度すっかり失い

とにかく再発しないよう全身全霊で

自分のリカバリーだけに集中しました。


 その繰り返しで、大きな変化を実感したのは、、、、

 

2019年初頭だったでしょうか。

 

 

 胸の中が光って回っていると感じました。

それから、第4チャクラがセロトニンと関係が深いことを知り

やっていたことが、腑に落ちたのです。

 

 それまでは、うまくいくのか自分でも誰にも全くわからず、

「自分は何をしているんだろう」、「これが何になるんだろう」と思いながら

学んだことの実践だけを、ひたすらやっていました。

 

 そして、それからも、実践は続きました。

 

 

ホステルでの自分のパーソナルスペースはこれが全て

 

リカバリーを促す立場の責任に悩む日々。。。

 

 現在は、オーストラリアで海外留学をする身ですが、

こちらに来る前は、図書館を梯子して、

棚にある本を片っ端から読み、

自分の実践と照らし合わせ、安全に普遍的に

他の方にもシェアできるかをずっと調べていました。

 

自分の変化に本当に驚きましたし、でも、一過性のものかも?と思い

映画の「レナードの朝」を思い出しました。

 

当時は、視界のヴェールが取られたかのように

世界が輝いて見えましたから、末期の癌を宣告された医師が、

同じように言っていたのを思い出し、そろそろ、自分もお終いか、、、と

思ったりもしたのです。

 

自分がクライエントを持つとしたら、

ぬか喜びさせて絶望に突き落とすなんて、あまりにも残酷だ。

ただでさえ、どのメソッドも万能ではないのが当たり前。

 

元々の成果が100%じゃないからこそ、

手を抜いたら果てしなく数字が下がってしまう。

それだけは、やりたくありませんでした。

 

また、民間の個人事業主の勉強会にも参加していましたが、

やはり、オリンピック後の景気低迷の可能性は、

当時、ホットなトピックでした。

 

リカバリーの過程で、記憶が一度、多く戻りましたので、

リーマンショック当時の大変さも鮮明に出てきます。

 

当時、既に46歳でしたので、この転機を逃したら、

大きなことはできないかもしれないと思いました。

 

人口衛生きぼう(右上)を見上げていた日々

 

  2019年- 次のフェーズへ

 

 

新しい地図を描く

 

 こちらに来る直前には、九州を中心に神社仏閣を回りました。

その頃から、現在に至るまで、

多くの方に、特に予算に関して、ご心配をいただきました。

 

確かにお金は使えば尽きます。

でも、これには、明確な答えがあります。

 

2018年、突然、家を離れた数日後の深夜、

私は「一度、ゼロになるからね」という不思議な声を聞きました。

 

 ゼロとは何か?お金のこと?人間関係?よく分かりませんでしたが、

つまり、とにかく、一度、全部失うらしい。

それなら、もう腹を括って本当に使いたいことにお金を使おう。

 

日本を離れる準備

 

 

海外に出る前に、ご挨拶とお礼を伝えに行かなければ!!

海外に出たら、日本はどう?と聞かれるかもしれない。

 

行ったことがないのに説明するのは説得力が出ないだろうと、

九州の神社仏閣巡りに出ました。

 

この辺りは、展開するスピードが本当に早く、

手続きも多かったのに全て1人で担いましたから、

本当に目が回りました。

 

とにかく現地に行こう。とにかくホンモノに会いに行こう。
エネルギーを、直に体感しに行こう。

 

今となっては、お金の使い方について、

痛恨のミスも多かったと思うのですが、とにかく学び続けました。

日本編は、以上になります。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

 

 

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