金曜日から日曜日にかけて、スキー旅行へ行ってきました!

私、主人、長女(5歳2ヶ月)、次女(2歳1ヶ月)、私の両親、私の弟の総勢7名で車に乗って行って参りましたアップ


出発は金曜日の20時過ぎ。

順調に行けば、24時ごろには宿に着ける予定でした。


私達は娘達をお風呂にいれ、ご飯も食べさせ、パジャマに着替えさせて出発することにしました。


道は全く混んで無く、順調に進みます。

主人も弟も仕事帰りのため、途中のサービスエリアで夕食を食べることにしました。

私はすっかり熟睡している娘達と車でお留守番です。

主人がテイクアウトの豚丼を買ってきてくれたので、主人と車で夕食を食べました。


その後も混む事は無く…しかし、少しずつ雪がちらつき始めました。

目的地の天気予報を見ると、夜中には吹雪になる様です。


「吹雪く前に着きたいねー」


なんてのんびりと話しつつ、進んでいきます。

途中、だんだんと雪の振りが激しくなってきたため、目的地のライブカメラで現地の映像を見てみる事にしました。

すると…普通に吹雪いています。


「吹雪いてるなぁ。大丈夫かな?」


なんて言いつつ、目的地最寄りの出口で高速を降りました。

ここまではほぼ予定通りです。

24時を少し過ぎたくらいには宿につきそうでした。


高速出口の時点で吹雪までは行かないですが、なかなかの勢いで雪が降っています。

しかしまだ、道路に雪が積もっている様子はありません。

安全運転で目的地を目指します。


しかし、だんだんと道路が白くなってきて轍を頼りに進むようになってきます。

そして、宿にたどり着くための最後の坂道へ続く道へ入った途端、その轍も完全に無くなりました。

しかも、ずっと続く緩やかな上り坂です。


「スピード落としたら立ち往生する。止まったらお終いだから少しスピード上げて」


と助手席の父が弟に指示を出します。


超安全低速運転から、少しスピードを上げて坂に差し掛かります。

出だしは順調でした。

思ったより力強く坂を登っていき

「ここを通り過ぎたら大丈夫じゃないのー?」

なんて言った途端の事です。


車が一気にスピードを落とし始めました。


私の父

「もっとスピードあげて!アクセル踏んで」


私の弟

「やってるよ!でも勝手に止まっちゃうんだよ」


なんてやり取りが聞こえてきた直後です。

ゆっくりだったスピードがさらに落ち…そして…完全に止まりました。


「あぁー!!やらかしたー」


という弟の声。


私達は運転手を残して車を降り、後ろから押す事にします。

が、押しても押しても車はびくともしません。

運転手を私の父に交代して、さらに押します。

が、やはり坂を登ってくれる気配はありません。


仕方がないので、一度大胆にバックで下がって再度挑戦します。

それでもやっぱり、同じ様なところで立ち往生してしまいます。


私の弟

「おれ、宿まで行ってスコップを借りてくる」


ナビによると、宿までの距離は600mほどです。

私達は、一度車に戻って弟を待つ事にしました。


時間はまもなく夜中の1時。

外は猛吹雪です。

弟は、普通のジャケットと靴で宿までの600mを歩いてくれました。


続きます!