米ドラマ ギャラクティカ | 心の煙突ミサイル

心の煙突ミサイル

妻や娘に疎遠にされ、男一人がストレス解消の為に呟く専用ブラックホール。

 レンタルでSF 「ギャラクティカ」 を見ている途中です。
感想を一言。「実に面白い」です。

最近の「スペース・バトルシップ・ヤマト」の監督が、ギャラクティカを参考にしたことは間違いないと思います。でもSBヤマトのSF完成度は、ギャラクティカに全く及びません。

 低予算と言われていますが、ギャラクティカをはじめとした宇宙船のデザイン、艦内のセット、制御機器類などが素晴らしい。
 そして、人間の罪とは? そして未来は? ・・・・サイロンの立場、人間の立場、疑心暗鬼、その心の移り変わり・・何をとってもよく出来ています。

 素晴らしさの原点は、やはりシナリオでしょう。
 
 私が関心を持つのは、「人間は果たして善なる存在なのか、悪なのか」というところを、良く描写している点です。実に、考えさせられてしまいます。
 まだ全てのシーズンを見ていないのですが、これが一巻100円でレンタル出来るのですから、ありがたいことです。

 「人間は、この宇宙になぜ存在しているのか? それは創造主の意思なのか? 意思なら、なぜこんなに不安定な人間を創造したのか?」
 ギャラクティカを見ていると、なんとなく、その答えのような方向を示しているような気がしています。

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