ゆずれない家選びの条件は？

土地選びでしょうか？

ＪＲ川越線(埼京線)

指扇駅の新しくできた北口から近い一角

新しい家が立ち並んでいます。

ちょっと前までは？

古い平屋の家が建っていたはずだけど

更地になって立ち入りできぬように杭が打ってありましたが…謎

都市＆道路計画での立ち退きかな？と思いつつも

↑この滝沼川に注ぐ排水路のＵ字溝を新たに入れ替えて埋めるための工事だったようですが十分な土地がある割に深いけど普通の幅のＵ字溝でしたね。

『宝が来るように…⑫領主は伯父の真似？篇』↓さいたま市西区宝来※堤外地の飛び地箇所は旧宝来村分の入会地の名残りでしょう。宝来とは縁起の良さそうな？JR川越線・指扇駅のある地区です。今昔マップで妙な？…

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『気になった仲野地区＆プラザ？』荒川には堤外地集落は数多くあった(※現在もごく僅かですが建物有)中で旧遊馬村(現在のさいたま市西区西遊馬)の小字(小名)だった↓※新編武蔵風土記稿より遊馬村仲…

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↑荒川左岸の堤防中腹にある水神宮碑を調べていて

『宝が来るように…⑤水神宮碑のある場所』だいぶ草刈りと整地されていてこの時は驚きました。大宮武蔵野高校が見えますね！西遊馬のほぼ中央西遊馬公園や荒川左岸堤防上です。古来堤防上の道は丸堀と呼ばれた池(…

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新旧の堤防や旧河道跡、その土地の領主(山内家)や堤外地の集落など周辺の歴史など調べた事で色々と分かったことがありました。

昔の荒川左岸堤防があった所は…

赤い線の部分。

戦時中から～戦後間もない頃？に直線的な堤防が新たに造られて不要になったのですが

この変わった形に見える？

旧堤防は伊奈備前守忠次らが土屋に陣屋を構えて

慶長年間に旧入間川筋(毛長堀)を土屋(さいたま市西区土屋)で旧流路を提で締め切り大囲提を築き、今の県道57号線・さいたま鴻巣線の通りが土屋古堤だったようです。

その後、畑囲み堤など作られていたが

指扇領主になった山内豊前守一唯は、新田開発で

その古堤から横手に堤を貝塚の愛宕社(愛宕権現・将軍地蔵)がある方まで築き下谷原、下谷新田と呼ばれた指扇領周辺村々の秣場だった所は後に宝来野、宝来村が起こりさらに上・下宝来村へと分村し出来た所です。

『宝が来るように…⑬未曾有の大水害』春におっさん寂しくお花見を満喫していました。文字数制限で…フォントが小さくて見難くまた伏線貼り過ぎて、また無駄に長くなりますが…ご容赦下さい。眼下の台地下の平…

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近世から近現代までの宝来は

この堅牢な遊馬横手堤、宝来提、山内提などと呼ばれた堤防に守られていたが荒川が大雨で出水すると圦樋が閉じられたまま高水敷の水が引かないと谷戸から湧水が流れ込む小河川(指扇辻川、中釘川)の悪水(余り水)は行き場のない堪水で宝来は度々作物が全滅した年が多々あったそうです。

小字名で滝沼とか葭が付く地名が土地の特徴を表した地名でしょうね。

今の「はさみの土手」と呼ばれた滝沼悪水路(滝沼落とし・滝沼川)が作られるキッカケになった村同士の激しい水論の結果、明治２８年に新たな流路を開削し作られたそうです。※明治期の迅速測図に載らない訳です。

百観音がある滝沼提の辺りにそれまでの悪排水路や滝沼圦樋があって水論になっていたようです。

荒川出水時、または滝沼提圦樋の樋門の閉鎖期間の差で作物の全滅など死活問題だったようです。

今は荒川堤防上の滝沼排水機場で強制的に滝沼川の余り水を荒川へ排出できるようになり遊水地もある事で現在、浸水被害は軽減された土地ですね。

廃堤敷の払い下げで有効利用されていますが

古くからの住宅地がある周辺より道路面が高くフラットで綺麗に浚ってあって

現在は道路や住宅地になっています。

昔は道路面の高さでも水捌けで村同士水争いの元になったので諸問題が解消した

指扇駅・北口の荒川左岸旧堤防の辺りは駅近で大変羨ましい立地です。

個人的には大宮市史に載っていた明治期の村絵図に書かれている【槐】という小名が…ちょっと気になります。

『樋門と右岸の廃堤敷跡？』荒川左岸の旧堤防はとある地域、Ｇｏｏｇｌｅマップを俯瞰で見ると…自分には左岸の旧堤防が土屋古堤(遊馬横手堤)を築堤した事で乱流していた旧河道を締め切って流域の…

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荒川右岸の廃堤敷も道路や住宅地に転用されています。

一方…家の近所で個人的に気になる土地が…

旧川越街道と下松原や三芳町の六間道へと続く古くからの往来の鋭角に交差する辻・追分があります。

郷土史や歴史に興味があれば知っているような？

川越でも有名な？お地蔵さまが祀られていました。

よく三角地は良くないよと聞きますが…専門家ではないので具体的な理由は不明ですが

こういう角地で三角地の所は石造物(お地蔵さま、庚申塔、馬頭観音)が多いので村境で塞ぎの意味もあるでしょうね。

開明地蔵大菩薩と書かれています。

これを投稿した方に感謝で今は無いのでありがたいです。

、Googleには削除要請があっても消さないで欲しいですね。

※敷地外から撮っていますが…１３坪ほどの土地みたいです。

売地…これを見た瞬間、ショックと無念さが…(´;ω;｀)

※敷地外から撮影

シングルマザーや単身者向けのプランがあって大変お得みたいですが

こんな、建てにくそうな立地でも土地の坪単価は相場ですよｗ

地元の不動産業者だけど…凄いですね！

※敷地外から撮影

まあ何が言いたいかというと…

昔々、川越藩の仕置き場があったそうですが

昔なら藩や村の共有地で除け地だったのでしょうが

近年まで和菓子屋さんの敷地だったようです。

昔なら公有地のような場所が

和菓子屋さんの敷地だった経緯は不明ですが

ある不動産業者に売却されたようで

建物(ｻｰﾋﾞｽ付高齢者向け住宅『結の時　高階』)を建てて、そのお地蔵さまを移設する際は法要を営み

銅葺きの覆い屋根と銅樋など近隣の人達がお参りできるよう石造りの椅子などあり、大工や石屋さんも随分とお金を掛けて綺麗に整備したのだと思いました。

この業者さんは歴史的背景やその辺の事情をよく知っていたのでしょうね。

『サ高住　『結の時　高階』』ｻｰﾋﾞｽ付高齢者向け住宅『結の時　高階』を建設するにあたり、既存の古い建物が解体撤去され、もともと敷地内に存在していた「開明地蔵大菩薩」の地蔵堂をこの度サム…

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(有)サムズホーム｜埼玉県ふじみ野市｜東京経済ニュース

www.tokyo-keizai.com

しかし、介護福祉事業は採算が取れず赤字が常態化し本業に影響を及ぼすようになって倒産とあり…

お地蔵さまがある土地も競売に掛けられたようで売りに出されたようです。

お地蔵さまについては

埼玉ふるさと散歩 (川越市) (さきたま双書)

Amazon（アマゾン）

1,106〜9,743円

詳しく載っています。

元は烏頭坂にあったそうですが藤間の地に遷されたとあって

「首切り地蔵」と呼ばれたお地蔵さまを周辺の方々が長年、見守って信仰されていたのに所有者の問題で無くなって残念です。

富士見市史など読んでいると幕末に起こった事件と関係があります。

↑これは幕末～明治維新で戊辰戦争が起こりますが旧幕府軍と新政府軍の戦いで

上野戦争で敗れた彰義隊の敗走兵(浪人とあるが旧幕府の旗本などの武士もいたのでしょう)・旧幕府軍とみられる者が

南畑村に立ち寄り、難波田弾正の末裔と思われる縁故を名乗り寺に寝泊まりしていた者が旧家や素封家から食料や金品を強奪するように要求していたそうです。

新政府軍が彰義隊の残党兵や旧幕府軍を追撃するため川越街道を北上していた備前(岡山)藩に密告し小隊を南畑(富士見市下南畑)に差し向けて捕まえて錫杖権現で処刑されたそうですが抵抗せず命乞いをした者もいたそうですが残党兵と思われる者に官軍は厳しく対応したそうです。

その中に、その場に居ないで助かった者もいるそうです。

↑こういう話があり越後高田藩とは…今の新潟県上越市高田で自分と同じ故郷の人もいたようです。

昔は【お地蔵さまがありました】は告知義務発生になるのでしょうか？

気になった土地の歴史を調べてみると…昔は水害に多く遭ったり、逆に荒川近くても灌漑用水に使えず天水に頼る村々は旱にも遭いやすい土地で、昔は住み難い土地でも

現在では灌漑治水技術や改良工事が進み大変住みよい街づくりができている土地もあれば…

その土地を塞ぎ鎮めるため周辺村々の僧侶、有志で建立され見守っていたお地蔵さまを閉眼供養など魂抜きの法要をした上でも壊し無くして更地にして一体何を作るのでしょうか？

甚だ疑問に思う土地ですが引き受け手無く苦慮したのは分かりますが安易に移転出来なかったから壊すのは

解せないですが、どうすればいいのか？最善は無かったのかと通る度後悔します。

『藤久保の庚申塔』三芳町藤久保の昔からある川越街道と交差する狭隘な道の辻に木の根元に古い石造物がありました。昔々、小学生の頃は近所に住んでいたので時たまこの交差点を通った記憶や…

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↑自分が子供の時によく通って怖いな…と見ていた庚申塔は？

ちゃんとした場所に遷されて鎮座していますね。

今日もご覧頂きありがとうございます♪

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