言わずと知れた元横綱輪島
現役時代やプロレスラー時代の出来事、エピソードはあまりにも有名で、この項では控えるとして
私から見た横綱輪島関、レスラー輪島を少しばかり紹介してご供養申し上げます。
とにかく華があった。
行くところ行くところ常に人だかり
ファンから記者から見物人やら何だかんだ、付いている若い衆が必至に捌いて、
当時付いていた付き人から「相撲もちゃんこも捌くの下手だけどよかた(一般人)を捌くのは上手くなったよ」と、苦笑いしていました。
お話し好きで周りの関取衆つかまえては、いいとこ(冗談)ふって、
もちろん琴風関の所にもちょくちょく来ては、笑いの花を満開させていました。
昭和56年3月場所に琴風関に負けた後引退されました。
子供の頃テレビで見ていた横綱輪島が引退...
私が相撲界に入って付き人させてもらっている琴風関に負けて引退…
とても不思議な感覚でした。勝負の世界の厳しさも感じました。
のちに全日本プロレスに入団されたのですが、活躍された期間が3年に満たずひっそりと辞めていました。
私もプロレス好きで全日本プロレスへ行かせて頂いている時に当時の輪島さんのことを伺うと
「一生懸命やってたよ」
「周りにも色々気を使ってた」よ
とのこと。
その言葉を聞いて少々意外でしたが嬉しかった。
人知れず見えないところで天才輪島は努力していたんだと
元横綱輪島の強さの秘密が少しわかった気がした。
合掌 琴富士
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