漂流教室を読み直す⑨ | 生きてる缶詰

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描き直しの連続ですごく疲れました。※咲っぺ直し中
記事は後日追記します。
 
 
※8.11追記
楳図かずお著 「漂流教室」(1972年~1974年)
小ネタ集
 
■翔は気絶してたので、怪虫を見ていない。正門に突入してきた際に初めて見たはず。
 
■高松翔vsお姫さまて。選挙は実名でやんなきゃ。
我猛くんも「高松さん一票」「お姫さま一票」と のっかってます。
 
■双眼鏡係の子が途中からハゲになってる謎。ストレスで抜けたか。
 
■妄想怪虫・未来キノコはファンタジー。
タイムスリップ・西あゆみの口寄せ・未来人はSF。
関谷問題・ペスト・盲腸手術・人喰いは現実。
脚本家はこれらを混ぜてはいけないと言う。違和感を感じるからだ。
ところが漂流教室では一体混然の塊になっている。これでいいのか。いいのだ。
 
■ペスト事件の時、橋本くんの下痢の世話をしたせいで二次感染した三姉弟。
一人が転んだ際に砂についた漫画バッジの跡。本人とは左右が逆。
 
■愛川さんは最後まで残らなかった。たぶん崖に落ちたか、レジャーランド天国への往復中餓死か。
最初は関谷に人質に捕られたりしてたけど最後は大友軍を槍でブン殴り
咲っぺを助けたり生長してたのにもったいない。
 
■救援物資船にのってた手紙は途中までしか読まれない。
ユウちゃん帰還後より相当後に書かれた物だ。
だからユウちゃんのその後についても、地球の情勢がどう変わったかも書かれているはずで。
翔に全部読ませなかったのは話に広がりを持たせるためだろうか。
 
■逆に翔の記録日誌は大友との断絶が絶望的になったところで途切れてる。
自分を嫌ってる嫌な奴だと。翔母はずっと和解を知らないままだ。
 
■楳図漫画は演劇の匂いがする。
未来キノコを関谷に喰わせるか否かで揉めてる場面なんかそうだし
他にも誰かが大声で主張した後、全員でワッと泣き伏す集団劇ぽい場面が何度か見られる。
特に「ただいま」を言おう、という場面。
もともと「漂流教室」は「ただいま」というタイトルだったそうです。
せめてストーリーの中に書き残したかったんだろうか。
 

                続く
 
 

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