グレッグ キイズ他 「インターステラー」 | 生きてる缶詰

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グレッグ キイズ他 協著 「インターステラー」
ジョナサンノーランとクリストファーノーランの脚本をノベライズ化したもの。

近未来、地球は砂漠化しつつあった。
人類はここを見捨てて他の星を見つけるか、もしくはコロニーへ移り住む計画も進みつつあった。
ところがこのコロニー自体を浮かべられないとか、先発隊が送り込まれてた3つの星へ調査に行くパイロットが見つからない等のトホホな状況に。

元NASAのパイロットだった主人公クーパーは 砂が描いた模様にとある法則性を見出す。何かの人為的なメッセージが含まれているのでは、、、?
砂の示す方向を地図でたどり車で行ってみるとそこは謎の施設であった。
彼と娘は其処を仕切る正体不明の団体に捉えられるのだが、、、、


ノベライズらしくその後はハリウッド的展開に。
親と娘の別離の悲しみより地球を救う使命感を選ぶ主人公のヒロイズム。
まずはワームホール経由の先発隊捜索の旅が始まり、想定外の失敗や時間のロス・裏切り・アクションなどなど幕の内弁当的に盛り付けてございます。
5次元だのなんだの「向こう側」へいって人間とロボが協力して「こっち側」の砂を念力で引っかいたり、本を押したりとか、娘の時計の秒針を弄ったりとか、、、
科学考証に時間をかけてるらしい割には結構オイオイって事も多い。
伏線回収は力技なんだぁってのが清々しいwww

いちおうハッピーエンドです。
お気楽で良いじゃないですか^^




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ちなみに僕はこれから「漂流教室」全巻というブラックホールに再突入します。
最近なぜか無性に読み直したくなってきて、先日ネットで注文しました。
少年時代の超トラウマとなったあの暗黒世界から再び帰ってこれるかどうか、、、
そこに何か発見は有るのか。
偶然「インターステラー」も地球の砂漠化ってことで共通してますね。
こんな軽い小説の事など来週には忘れてしまうでしょうが ^^; では
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