バオバブの播種 | 生きてる缶詰

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■アダンソニア属 ルブロスティーパ
バオバブの仲間で一番低く胴太になる品種というので、通販で種子を買っておいた。
種子表面は実に固くて刃がたたないので、一か月ほど水に浸けておいた。
一番大きい種子から根が出てるのに気づく。
㊤写真はそこからの一週間の進捗状況をまとめたものです。

サボテン種子の実生において、根が出たは良いけど種子の殻が取れず頭が(双葉部分)腐る事が有る。
そうならないように今回は殻をピンセットで剥ぎ取ってみた。わりとモロモロ取れる。
充分柔らかくなってたんだな。取らなくても良かったんじゃ、、、?
殻と中身の間にはヌメヌメの皮膜状の何かが有った。
これはもしや発芽に必要な成分だったのかな?
あるいは、これから葉が展開するのを守る成分だったのかもしれない。

剥きたてのバオバブは真っ白かった。
ガムを噛んだ塊に見える。動物の胎児にも見える。とても植物には見えないんですけど;^^)
殻を勝手に剥いだのが吉と出るか凶と出るかは今は判らん。
茶色に変色してるのも気になるし、とりあえずそっと植えてみた。
数日後、根の上部から段々葉緑素が見えだしてくる。
しかし葉っぱ部分は今日の段階では真っ白のまま。展開せずに何かを待ってるようだ。
なんかセミの羽化を連想させる。

他の種子は発芽するかな。そっちは其のまま植え込んだ方が良さそうだ。
 
僕も人生の半ばを過ぎたし、これの塊根を見れる事はあるまい。
上手くやれたとしても、芯止めして下を太らせる工夫をするぐらい。
途中まで上手く育てられたとしても 自分の方が先にくたばりそうだったら
オークションで安値で出品したりするんだろうな。
そんなことを色々想った夏の日であります。
 
 

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◆サボテン缶◆
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