お盆の時期に入りましたね!

 

 

私が現在居住している沖縄県も2022年は8月10日から「旧盆」が始まりました。

(沖縄は旧盆の時期が年によって変化するそうです)

 

 

内地でも今後”お盆時期”に入っていきますね。

 

 

お盆休みに入ってくる人も多くなるでしょう。

そして「暑い!」

今年は酷暑のエリアも多いです(その一方で東北方面ではなぜか大雨が降り続いたりして、非常に由々しい事態もあるんですがショボーンショボーン。。)

 

 

 

暑いと海やプールにいって「水浴び」したくなりますね。

 

 

特に「海いきたい!」ってなると思います。

(沖縄本島北部にある水納島)

 

 

 

私も、夏に入って毎日のように海へいってちょっと潜る、、ということが日課になりました。

ジョギングをするように、海に入りに行ってます。

 

 

が!

ここでちょっと気になるのが、、

 

 

 

お盆の時期に海に入るのはタブー!?

 

 

 

という点。

(西表島と鳩間島の間の珊瑚群落)

 

 

 

私も瀬戸内海沿岸のザ・海沿い地域に育ち、しょっちゅう海で遊んでいたもんですからお盆の時期になると

 

 

 

 

海に行かれん!

(海に行くんじゃない、の伊予弁)

 

 

 

 

って大人たちからよく言われてました笑い泣き笑い泣き

ばーちゃんとかは特にうるさかった!

 

 

 

 

どうやら沖縄でもそれはあるようで、、

そして内地以上にその意識は「強い」イメージです。

 

 

 

 

旧盆の時期は海に絶対入らない!

 

 

 

という地元(うちなー)の方はかなり多いようです。

 

(石垣島、白保海岸沖)

 

 

 

 

だけど、、ここで一つ疑問も湧いてくる。

 

 

 

 

じゃあ、この時期観光にきている県外の方はどうなの!??

 

 

 

ってこと。

 

 

 

 

この人たちまで海いくな!ってことなの?

ダイビングなどもマリン業者は全部旧盆の時期はおやすみしなければならないのか!?

・・・って考えが発してくる。

 

 

 

 

しかしダイビングなどのマリン業者さんも、こういった言い伝え!?に関係なく通常運営しているところも多いですよね。

 

 

 

 

でも一方で「沖縄では旧盆の時期は海に入らないんだから、私も絶対入らない!」と豪語する移住者(インフルエンサー)などもいらっしゃる。。

 

 

 

まあ、それはそれで良いのですが、私としては・・・あんま釈然としないんですわ。

 

 

 

 

おまけにお盆の時期海はいらない、って風習?慣習?言い伝え?は沖縄だけの特別な文化、ってわけじゃないですしね。

 

 

 

 

 

ちなみにお盆の時期海はいるといかん!って言われるのは下記のような理由が多いでしょう。

 

 

 

・ご先祖が帰ってくる

・海に霊が集まってくる

・霊が足を引っ張ってくる

 

 

 

・・・私もいわゆる「田舎」の地域に育ち、言い伝えや崇拝・信仰などのスピ的な風習が割と強めな環境だったので、これを幼い頃から言われるとさすがに「ビビり」まして、海には近づかなかったなあ〜。

 

 

 

でも、、

親と一緒にドライブがてら海へ行くと、、

海水浴している人、、フツーにいたからなあ真顔真顔

 

 

 

あれはええんかい!!

 

 

 

って幼心に疑問の中の疑問でした真顔真顔

(画像はイメージ)

 

 

 

 

 

現在ダイバーとして、スキューバ&フリーダイビングのライセンスを持って海へいっている身としてはもう一方の視点に目がいきます。

 

 

 

それが。。

 

 

 

エビデンス

 

 

です。

 

 

 

 

科学的な根拠を考えてみる、ってやつです。

 

 

 

この場合「気象(海況)」がその紐解きに一役買うと思います。

 

 

 

 

実際「お盆の時期に海へ行くな!」説に対し「気象」のエビデンスを持って、解明している発信も多く見られます。

 

 

 

 

そして、ダイビングのインストラクターからもさまざまな意見を聞いてます。

 

 

 

 

 

それらを総合して鑑みてみるとお盆の時期は、気象・海況的に以下の代表的兆候が見られます。

それが、、

 

 

 

海況が変わりやすい。荒れやすい

 

 

 

お盆の時期は一般的に「立秋」後だし、沖縄でも旧盆はほぼ「立秋」後に設定されるようですよね。

 

 

となると、これはもう一目瞭然。。

 

 

 

海も秋になるんだよ!

(2022年8月上旬の瀬戸内海・愛媛県今治市大島の海から。珍しく盆前なのにすっかり秋の色だったんだよ!)

 

 

 

 

 

って話。

 

 

 

 

となると、

 

 

・波が高くなる

・潮流れが変わってくる

・いきなり風向きや潮向きも変わる

・海の色も、夏から秋仕様になる(ちょっと暗めになってくる)

 

 

 

この傾向が実際見られてきます。

 

 

 

そしてこれも年によって兆候に違いはありますが、秋といえば日本的には

 

 

 

台風

 

 

 

の脅威もあります。

 

 

 

太平洋沖やフィリピン近海で熱帯や台風が発生しやすくなり、少なくとも高気圧の安定した晴れの状況が崩れてくる。

 

 

 

すると、

 

 

・土用波の発生

・離がん流の発生

・潮流の変化(うねりの発生)

・低気圧の突然の発達(落雷注意)

・海水温の急激な変化

 

 

 

 

が起きやすくもなってくる。。

 

 

 

ゆえに、、、

 

 

 

海の事故も発生しやすい!

 

 

 

ということに紐ついていくのだと考えられます。

 

 

 

 

残念ながら日本は海に囲まれているのに、海の正しい知識がない人が圧倒的。

ただ「暑い」「レジャー」「お盆休みだウェーイ!」でウキウキ入って、、でも海や気象の変化に気づかず、流されたり岸に帰ってこれなかったりして、溺死してしまう。。(海の事故は溺死が9割です)

 

 

 

さらに「足が攣る」という現象も起きやすいようです(海水温の変化)。

 

 

 

 

これをよりわかりやすく、それでいて一番伝わりやすい手法とすれば、スピな力に頼るしかない!

と昔の人のことですから考えて、、それが

 

 

・海に霊が集まっている!

・足を引っ張られるから海いくな!

・海の神様が怒る!

 

 

みたいな「言い伝え」に転嫁&発展&拡散していったんだろうと考えられますねニヤリ

 

 

 

 

なお沖縄では、地元の人によると「ユタ的(スピ的)理由も別にあったりするようで・・」とも聞いてます。

だから、またちょっと視点が異なるケースもあるんでしょうが。

ただ「絶対入らない」って圧力はちと違うかな。。

(それいうと、観光の人に圧かけすぎてしまって逆に気の毒!)

 

 

 

加えて、地元の方に率直に聞いてみました。

すると

 

 

・沖縄は先祖崇拝の感覚が強く、お盆等はきちんとご先祖をおもてなしするという気持ちが強いので、海に泳ぎにいくという事はしないのでは・・

 

・海に行くな! というよりは、ちゃんとご先祖をおもてなししようね。 という感覚なのであろう

 

・とはいえ、その風習もちゃんと受け継がれている家とそうでない家がある。。

 

・「沖縄の人は海行かないから絶対行かない・・」みたいなのはさすがに(沖縄を)神聖化しすぎでは・・・?

 

・海に行くな。は生きている人を守る為ではないかな?

 

・家族への注意喚起的意味であって、強制は違うんでは?

 

 

 

と。。

 

まあ少数の沖縄の方の意見なんで、また別のこともあるんでしょうけど。。

 

 

 

でもなあ。それ言ったら、うちの愛媛の実家も「お盆時期の海のセオリー」はあるにはあるんだよ!って話ですウインク

瀬戸内海は特にクラゲが多くなりますから。毒性はないけど、お盆後海行った時クラゲが盆前よりすんごいいたのは記憶に残ってます。

 

 

 

とまあ、つらつら書いてきましたが、、個人的に結論を出すとすれば。。

 

 

・お盆に海に入るな!は、実際「海の気候も変化してきてリスク高」

 

・足を引っ張られる、、とかのスピ的な考えもわからなくはないが、へんにビクビクする必要はない

 

・でもお盆はやっぱりご先祖さんと一緒に、まったり、陸でおうちで家族で過ごそうね!

 

 

 

ってことでしょうか。

 

 

 

その中でも、どうしても海に行きたいなー!って思ったら。。

 

 

 

これも私が考え、実践していることがありますのでシェアしますと・・

 

 

1、水着やビキニなどで海へいって、むやみやたらとはしゃがない。

 

2、不用意に沖へ行かない

 

3、感謝と尊敬の念を持って「体を冷やしに浸からせていただく」という感覚で海へ

 

4、GoProなどで撮影はしない。撮影をSNSでアップするのを避ける(海なう!とかのウキウキ発信をしない)

 

5、明らかに波が立ってたりしたら入るのをやめて、ビーチで海を見る

 

 

などでしょうか。

 

 

海は私の出身地(愛媛県)でもそうですが、「信仰」の対象になるエリアが多いと思います。

これは、沖縄だけでなく日本各地でもあるあるな事象だと思います。

 

まあ西洋でも海に神がいる(ポセイドンとか)といった神話があるくらいなんで。。

 

 

母なる海には畏敬の念を持って、安全に楽しみたいものですね。

 

 

image

 

 

今日はちょっとライフスタイル的テーマでお届けしました。

読んでいただき、ありがとうございます!

 

 

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