今日は実家に行きました。


ほぼ毎週日曜日は実家で食事をします。兄も帰ってきます。


うちの親はたぶんそれを毎週楽しみにしてるのかなぁ?と思います。



兄は結婚しておらず、もちろん子供もいない。


そして、私も子供がいない。



つまり彼らにとって孫がいない。





うちの母はやはりときどきその状況に納得することができずにいるらしく、ぼそっとやりきれない気持ちをもらしたりする。


「あんたらに子供がいてないことで、この家は親戚にバカにされてる」と言う。


私は母のそういう被害妄想的なところが本当に嫌いだ。


「子供ができないことでバカにするなら、私はそういう人間の無知さをバカにするわ」と言った。


私の親戚は確かに世界の狭い人間かもしれない。それは母を含めてそうだと言いたい。


世間体ばかりを気にしている人種だ。



私の旦那はそんな母に対して、「俺が原因だと話せばいい」と言うが、母にとってそんなことはどうでもよく、また何が不妊の原因かとか理解できないのだ。


不妊ということ自体、きっと理解できてないのだろう。



母はおそらく一生、このことについて私を責め続けるだろう。

責めるつもりはないのだろうが、心の奥底で孫ができなかった、世間に顔向けできないという思いがときどき溢れ出し、私へとその怒りをぶつけるのだ。


私は子供ができなかったことについては割り切る努力をしている。


なのに、こうやって定期的に心ないことを言われると、母へやさしくできなくなってしまう。


今日もそんな話をした後は、できるだけ会話しなかった。


それ以上その話題をすると、私が爆発しそうだったからだ。



帰り際、母は今日食べたおでんの残りとサラダを私と兄に持たせて、玄関で私と兄を見送った。


兄はそっけなく玄関を出て行き、私は靴を履きながら「来週はフライトでいないから」と短く言った。



母は「風邪ひいてるみたいやし、気つけて」と言った。



今日私に言ったことに対して全く罪の意識はなく、その顔はただ子供の安否を気遣う母の顔であった。



そんな母の顔をみていると、私の中でいろんな罪悪感が生まれる。



子供産めなかったこと、優しくできなかったこと。



親子っていったいなんなんだろう。