以前にもここで書いたことがありますが、

月曜日の朝はこのところずっとプチ断薬状態です。

日曜の晩の服薬のタイミングが取れないことによるのですが、その結果得られる心理的な変化というものは、

自分にとって記録に値するところが多いです。

頭が冴えるぶんだけ、フラッシュバックの影響を

まともに受ける傾向にありますが、フラッシュバック自体

自分で呼び起こさない限り湧き上がることが少ない

状況でもあります。

今朝は冬をテーマとした童謡がタイムスリップしていましたし、

昼過ぎにはフラッシュバックからの回復過程を明確に意識することができました。

それが何だったのか、改めて思い出すこともできないほどの一時的な感覚ではありましたが…。

プチ断薬は、フラッシュバックが記憶の現れ方の一部であるということを

まざまざと感じさせる体験でもあります。

寝る前の服薬がなされている状態が、自分にとっての

「日常」となって久しいのですが、

敢えて服薬せずに居る状態というのは、ある意味「非日常」な感覚に自らを浸すことでもあります。

日常ではまず感じられない新しい感覚、いや、服薬以前には確かに得られていたであろう過去の感覚なのかも知れませんが、

薬物の作用から離れてみることで得られた感覚は、再び日常に戻るようになっても、静かに心の中の引き出しに残されています。

不思議なことですけどねえ…(^_^;)

今晩からまた日常に戻るため、寝る前の服薬を始めますが、

服薬後の状態のほうが自分にとってはメリットが多いような気がします。

フラッシュバックへの耐性は相変わらず弱いですが、心理的に安定できるという面が強いです。

当初は不眠への対応から始まった服薬の習慣ですが、

いつしか発達特性やアルコール依存への対応も加わった処方へと移行し、

減薬せずにある程度続ける意味のあるものとなっていったわけです。

前にも書きましたが、現在の処方では

抗精神病薬が三種類入っています。

リスペリドンはフラッシュバック対策、アピリプラゾールはADHD特性への対応、シクレストは副作用としての傾眠を期待して、という内容のようです。

もっとも正確なところはよく解りませんが、体感できる効果としては以上の通りです。

それでも自分としては薬漬けな状態とは思ってはいませんし、断薬時にも離脱作用らしい身体的な徴候がほとんどないことから、

自分の中では薬物への耐性がある程度できているような気がします。

とにかく、今晩は早めに服薬して明日に備えます。