狂気そのものでいえば、最近着手中のとある翻訳作業の進み具合から自分でも感じるものがあります。
記号の羅列からこれは違和感があるのではないか、
より良い表現が可能なのではないかと生じる疑念をもとに、
実用辞典やらネット検索をもとに、
自分なりの「異質な世界(外国語の世界)」を表出しようとする営み。
しかも寝食抜きを実行しようとする妙な衝動を抑えながらの
日常生活。
これを狂気と言わずして何と言うのでしょう。
適当な頃合いをみて寝る前の薬剤を服用し、それでまた
翌日の仕事に備える…。
どうも自分の場合でいえば、
翻訳という営みそのものが狂気を生じさせるものであるような気がします。
でもそれで報酬を得るわけですから、エージェントやクライアントへの責任も生じるわけなのですけど。
(意欲次第で続く)