ここでやっちゃうの?
今週は感謝祭ウィークで
学校もお休みなので
下書きしていた記事をブラッシュアップして
更新を頑張ります
日本の里帰りから帰ってきて
土曜日に
ジョジョが日本語学校へ行っている間
レンレンは夏の間はスイミング。
涼しくなって、最近から
テニスを始めました。
前回の話しの週末明けの月曜日
TV禁止で子供達が室内で遊んでいた所に
安達さんが仕事から帰ってきて
よし!庭でテニスの素振りをするぞ🎾
と子供達を連れ出しました。
どうしてそうなったのか
怖くて、いまだに聞いていませんが
レンレンが転んで
頭をコンクリートで打って
出血したらしく
ジョジョがパニックになって
ママーレンレンが大変
タオル貸してー
と持っていったので
私も見に行くと
頭をタオルでおさえている安達さんと
泣きもせず、頭を押さえた素の顔で
立っているレンレンがいたので
大丈夫そうかな?と思い
キッチンへ戻り晩御飯を作っていたのですが
部屋に入ってきて
血を流しにお風呂入れてくるわ
タオル捨てておいて
と渡されたタオルを見て驚愕
友達も言っていましたが
人間の頭って
あんなに血が出るものなんですね
女性ってほら
月に1度は自分の血を見てるじゃないですか?
(やめなさい)
だから私も自分がこんなに血に弱いと
思わなかったのですが
ふーと血の気が引いて、心臓がバクバクして
立っていられなくて
近くのソファーに横になって
10分ほど動けなかったのです
血も止まったし大丈夫やろう
と安達さんが言ったし、安心したのですが
夜、本を読みながら
寝かしつけをしていると
安達さんが子供部屋にやってきて
レンレンの傷の状態をみて
結構パックリ開いてるな。
よし、縫っとくか?
はぁ
blogでは初めて書きますが
安達さんは眼科医で
ここに越してくる前までは
緑内障や白内障の手術もしていました。
LAでの研修医時代
沢山、家でも手術の縫う練習をしていたのも
近くで見てきました。
それから、幸い
カリフォルニアではポピュラーな
大きな病院へ就職出来て
はじめは契約社員で
サンフランシスコで半年働いた後
サンタローザでのフルの面接に合格し
引っ越したのですが
これは安達さんも長年落ち込んでいたし
私も落ち込んだし、私のことじゃないので
書きませんでしたが
3、4ヶ月で仕事をクビになりました
理由は手術が遅いから。
普通の白内障などの手術は
平均10分ほどで終わらすそうで
大病院ですし、短く、でも数をこなして
お金を稼ぐのでしょうが
安達さんは倍の時間かかっていたらしい。
でもまだ研修医を終えて1年以内のひよっこ🐥
30歳の時に医大へ戻ったので
当時は40くらいで若くはないから
経験豊富と思われたのかな
向こうはもっと早く
出来る人が欲しかったらしい
ここで手術をしたのは2回くらいで判断され
もう少し温かい目で見てくれても
と思ったけど
自信を無くした安達さんは
こっちで田舎の小さいクリニックで勤めはじめ
それからは手術はせず
診察だけをしていました。
そんな安達さんが
レンレンの頭の傷を縫うとか言うから
やめてよ
私、安達さんの腕を信用してへん
(酷いな、おい)
私の意見を無視して
裁縫キット🧵出すかのように
手術キットを持ってきて
(そんなん持ってたん?
いや、持ってたんは知ってるけど
何年使ってないねん)
怖くなった私は
洗い物をしに下に降りてきて
TVを大音量でかけたので
現場で見ていないのですが(ガクブル)
痛み止め?麻痺薬?を塗って
レンレンの頭を3針縫ったらしいです
その後、ケロッとした顔で
レンレンがキッチンへ降りてきて
終わったよ。
別に痛くなかった
(レンレンは普段から痛みに強い)
おやすみーと寝に行ったのですが
安達さんは傷口を撮った写真を
ほらーこのパックリ部分を
こう縫ってん
みてみてー上手に縫えたな
とうっとりとした顔で言うし
緊急で病院行ってたら
凄いお金と時間かかるからな。
kokoroは僕に感謝やな
とか言うから
お前が子供達に庭で素振りさせんかったら
こんな事にはならんかったけどな
とはじめは心強いと感謝していたけど
だんだん腹が立ってきましたけどね
本当にハロウィン前日の
血生臭いホラー話になりました🧟
やはり夜中は心配になって
何度か様子を見に行きました
まぁでも自分のお父さんに家で
頭を3針縫ってもらったなんて
レンレンの人生の
思い出話になるのかなぁ
暗闇の子供部屋で
レンレンの寝顔をみながら
そんな事を、ふと思いました
それから2、3日後に抜糸をして
(これは麻酔も何もなしで)
まぁそれからも、何もなかったかのように
元気にしてくれていて良かったです。
元気な姿を見るのが一番
10月上旬で、まだ暖かかったLAでは
マンハッタンビーチで水遊びもしたそうです