ちょっと言わせて | 心任せに 心行くまで、ここカリフォルニアで・・

ちょっと言わせて

週末、風邪でゆっくり過ごしていたので
いつも じっくりは読まないけど 
Yahooニュースで 
こんなのを見つけました指差し



武田久美子さんが
サンディエゴに住んでいるのは知っているし

たまにblogも読むけど

フォローはしていないので

これは初めて知りました。


お綺麗な娘さん

飛び級で高校も大学も卒業されたなんて

素晴らしいキラキラ


で、興味本位でコメントも読んでみた指差し

ヤフコメには冷やかしコメントも多いけど

為になるコメントもあるのでたまに読む。


私も子供はまだ小さいし

アメリカの学校のシステムは

全然詳しく無いけれど

ちょっと思った事を言わせて欲しい。


彼女はコミュニティカレッジで単位を取った後

UCサンタバーバラに編入して

19歳で大学を卒業したのですよね?


コミュニティカレッジ(2年)で単位を取って

4年制大学に編入するのは

アメリカではよくある事です。

学費を安く抑えられますし

安達さんも大学費は自分で払っていたので

サンマテオの2年制コミュニティカレッジで

単位を取ってUCバークレーの3年生から

編入しました。

(もう20年以上 前の事だけど泣き笑い)

まぁ本当に優秀でお金もある方は

はじめから有名私立大学とかに

行くのでしょうがね指差し



それでコメントに

コミュニティカレッジなんて

誰にでも卒業出来る っておいムカムカ

まぁ確かにそう思われているけど爆笑


そりゃネイティブの人は少し違うかも

しれませんが

私達、第二外国語で一般科目を取るのは

とても大変でしたよ。

きっと大学なんて もっと大変。

私も初めは

カレッジ卒業しようと思いましたが

必修科目の大嫌いな数学や化学を

どうしても頑張れる気になれなくて

(これは 勉強嫌いの私の言い訳だ笑い泣き)

私はフラワーデザイナーになりたい

のだからなぁ、日本では短大は卒業してるし

同じディグリーまでは要らないかなアセアセ

とフラワーデザイン学科の

サーティフィケイトを取りました。


Certificateは、特定の課程や

科目を修了して得た知識や技能を習得して

取得する 「認可証や免許状」を指します。


飛び級は

ここでは結構よく聞いた話しだけれど

高校、大学で飛び級をするのは

凄いのではないかなぁニコニコ

私 個人的には、小学校くらいは

やはり同じ年頃のお友達から学ぶ事や

時間をかけて丁寧に学習するって

大事だと思うし

本音を言えば 公立は無料だし

義務教育期間はしっかり学んだら爆笑

と思ってるかも。


でも彼女みたいに

19歳で自分の進みたい進路が決まっていて

明確な目標があるなら

早く次のステップに進むのは

素晴らしい事だと思います。

だってこれからが長い道ですから。


コメントで

医大で飛び級なんか出来る訳ないじゃん物申す

って書いていましたけど

アメリカでは4年制の大学を卒業した後

大学院に当たる4年制の医大に入って

卒業して 国家試験に受からなければ

医師になれません。

(その後、州の医師免許申請などもあります)


だから彼女は 

これから医大に挑戦するのです。

これからMCATという

医大に入る為のテストを受けて

希望する医大の面接を受けて

医大生になれても

彼女の大変な 長い道のりはここから。


医大の学費はべらぼうに高いですから

私は彼女がコミュニティカレッジで

単位を取って4大に編入して

しかも飛び級して卒業したなんて

なんて親孝行で 素晴らしい娘さんなのだ

と感心しました。


有名私立医大に行けるようなお金持ちは

知りませんが

公立医大に通う人達のほとんどは

学生ローンを組んでいると思います。

奨学金もアジアンアメリカンなどには

特に狭き門らしいです。

(競争率が高いから)



今まで 1度だけ安達さんについて

書いた事がある記事がありますが👇


本当に長くて大変な道です。

特に安達さんは

30歳で医大生になりましたから。

その苦労も沢山あったと思います。

(アジア系アメリカ人の大変さも)


だから若くて目標もある彼女には

頑張って欲しい。


アメリカでは大学で理数系以外を専攻

して卒業していても医大には入れる筈です。

まぁ多くは理数系を大学で取っていた人が

ほとんどみたいですけどね。

彼女が大学で何を学んでいたかは

存じ上げませんが

以前 武田久美子さんのblogを

読んでいた時に

クリニックでインターンシップをしている

お嬢さんの記事を見かけました。


医大、4年生の大学もそうだと思いますが

面接に受かる為に、アメリカはただ点数が

高い人を取るわけじゃないです。

それまでにどんなボランティアをしてきたか

どんな趣味があるのか

どんな人間か

テストの点だけが良い人をアメリカでは

選ぶわけではありません。



彼女も自分の目標の為に

そんな努力もしてきて

飛び級までして大学を卒業した。

ものすごく努力もされたと思います。


彼女は皮膚科医になりたいそうで

皮膚科医は医師とは言えない真顔

みたいなコメントもありましたがムカムカピリピリ

これは安達さんから

10年以上前の医学生だった時に

聞いた話なので 今は分かりませんが


アメリカでは皮膚科医になるのは

凄く難しいそうです。

競争率が ものすごく高いので

学校の優秀な一握りの方がなれると。

特に人気なのは皮膚科や眼科。

というのも、訴訟だらけな国・アメリカ。


手術などで訴えられるのも日常茶飯事。

日本で言う花形医師(?)の外科医など

アメリカではサージャンに当たるか? は

1番人気が低いそうです。

(情熱とプライドを持って希望する医師も

多いと思います。

こんな言い方をして すみませんアセアセ)

私も甲状腺癌の手術で

本当にお世話になりましたお願い


1番技術と知識が必要そうですよね。

でも勤務時間が長くて集中力がいつも必要。

それでも失敗は出来ない。

失敗してしまったらすぐに訴えられて

最悪は医師免許を剥奪される。

こんなニュース、沢山あります。


こんなに リスクも大きくて大変なのに

勤め医師だと給料も

皮膚科医や眼科医と

あまり変わらないのだそう。


目の手術とか眼科医はしたりもするけど

訴訟のリスクも低くて

スケジュールも融通がきく

皮膚科医や眼科医が人気なのだそう。


人種も様々違えば 皮膚も違うアメリカ。

皮膚科医のステイタスは

アメリカでは とても高いです拍手


彼女は若いのに

皮膚科医になりたいという目標があるのは

素晴らしい事だと思ったのですキラキラ

多くの人は医大に入ってから

専門を決めると思ったので。


ちなみに安達さんが思う儲けている医師は

ハリウッドなどの都会の

開業している整形外科医らしい爆笑

たしかに凄そうだ笑い



最後に

こんな自慢みたいな記事ーちょっと不満

というコメントも見かけましたが

親が自分の子供が立派に頑張った成果を褒めて

何が悪い!!

私でも自分に こんなキレイで秀才な

娘がいたら声を大にして自慢するわ爆笑笑い


アメリカの好きな所は 

とにかく褒める事ニコニコ

怒る時は怒るけど 褒め方が凄く上手拍手

この部分はとても感心していて

大いに見習っていますキラキラ


そして何よりも 同じ日本人の親を持つ

子供達の頑張りを聞くのは

とっても とーっても嬉しいピンクハート


こんな若い子が頑張っているのに

何でこんな揚げ足を取るような

思いやりのないコメントができるムキームカムカ

とイラッとしたので つい一言

言いたくて書いてしまいました。

(えっ、これ一言?魂が抜ける)



友達の子供とかさ

頑張りや優秀さを聞くと

「すごっハッうちの子と全然ちゃうやんもやもや

と少しは思っちゃうかもしれないけど

それでも他人の喜びを

自分の事のように素直に一緒に喜べる

そんな心の広い人間になりたいものです。


世界の子供達、頑張れ!!グー