「鈍感くらいがちょうどいい」
反応したらキリがない
いろいろなことを敏感に察知する人がいます。「私は鈍感だから、もっと繊細にならないと」そう思っている人もいることでしょう。とはいえ、自分を取り巻くすべてのことを心に留め、誰かの些細(ささい)な言葉やちょっとした言動に深い意図を感じとったりしていると、傷ついたり悩んだりで立ち止まってばかりに。自分から何かをすることができなくなってしまいます。
自分にとって必要なことは何か。それを見極めて、細かいことは気にしない。未来をつくるためには、鈍感くらいがちょうどいいのかもしれません。
たしかに、しるしに注意を払うのは悪いことではない。しかし、だからといって、ほんのわずかな変化に驚き飛び上がってはならない。
(23.巫女の心)