今週の幸福論(再掲載)1 | けにーのぶろぐ

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今週の心経(再掲載)

 

 

 

前回の「今週の心経」に引き続き、「今週の幸福論」からも選んでみました。(リブログ歓迎いたします)

 

 

 

 

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「何でもないや」
 

 

 

 

 

 

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悲しみに暮れる前に

 

 

 

 あるときは何を見ても素晴らしく見えるのに、あるときは同じものがすっかり色あせて見えてしまう。幸福になるための努力も無駄に感じてしまう。気分の力は偉大で、幸せなときと落ち込んでいるときでは同じものでもまったく違って見えてしまいます。

 こうした気分の変化は、からだの変化と関係しているとアランはある心理学者の話をもとに述べています。体内の血球数の変化が気分の浮き沈みに影響するというのです。それなら話は簡単です。自分でどうすることもできないことは、考えてもしかたない。何でもないや、と落ち込んだ気分を突っぱねてしまいましょう。
 

 

 

 

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しあわせになるために君がやったことは、けっしてむだにはならない。

 

 

 

 

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「まずは形から」

 

 

 

 

 

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いいイメージが心を明るくする

 

 

 

 高いところに立つと、そこから落ちてもいないのにふらふらとめまいにおそわれます。不安や恐怖を感じることにより、実際に不調になってしまう。悪いイメージを思い描くことの影響は、計り知れないほど大きなものです。

 アランは反対に、「健康にふさわしい動作」をしてみようと言います。礼儀正しく親切な振るまいは健康だからこそ表れ出るものだと考えられていますが、そのしぐさによって落ち着きを取り戻し、体調が安定することもあるのです。健康をイメージし、そのように振るまってみてはいかがでしょう。


 

 

 

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病気をではなく、健康を、自己の身のうえに考えて想起するがよかろう。

 

 

 

 

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「いいこと探し」

 

 

 

 

 

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「いま、 ここ」 を考える

 

 

 

 私たちのもとには、日々恐ろしい事件や痛ましい事故のニュースが届きます。そして、そのことをあれこれ想像しては、二重、三重の恐れを抱きます。アランはそれを「グルメのように恐怖を味わっている」と表現しました。

 悲劇について、悲劇に襲われる前に想像して時間を台なしにするのをやめてみてはどうでしょう。全力で現実に向き合って、「いま、ここ」のいい面に目を向けるのです。いい面に気づいたら、それをよりよくするために何ができるか、自分やまわりの人を幸せにするために何ができるか考えてみましょう。


 

 

 

 

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全力をもって、真の叡智(えいち)をはたらかせて、実際の現在を考えねばならない。悲劇を演じようとしないで。

 

 

 

 

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「気にしない」

 

 

 

 

 

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考えないほうがうまくいくこともある

 

 

 

 幸せになるには、物事をじっくりとよく考えることが必要なのでしょうか。

 アランは、自分自身について考えすぎることが逆に、自身に不調をもたらしてしまうこともある、と警告しています。自分に対する気遣いがあだとなっては、元も子もありません。自分の意志でどうにもならないものについては、考えすぎないで、流れに身をまかせてみるのもいいかもしれません。頭を空っぽにして、日々起こることの変化を楽しんでみましょう。自然と気持ちが晴れてくるはずです。


 

 

 

 

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混乱が引き起こされているほとんどすべての原因は、自分自身を考えすぎるということ、自分自身を思い込みすぎるということだ。