「ワンコの吠える」その2

ワンコは通常ですと、生後約五ケ月頃に吠えて自分の要求を伝える事を覚えると

言われています。

この時期に効果的な対処を飼い主さんが怠ると、問題の吠えるワンコになってし

まうそうです。

飼い主さんと会話をするのに吠える。

お散歩に行けとか、ごはんやオヤツ等をよこせと要求する時に吠える。

飼い主さんを威嚇する為に吠える。

飼い主さんに命令し、操縦する為に吠える。

等など、問題のあるワンコになってしまう事もあります。また、最悪のケースで

は、吠えるがエスカレートして噛み付くなど攻撃的なワンコに発展する可能性も

考えられます。

〇子犬の吠えるの対処方法・・・

ワンコが吠えるのは、何かを要求する時や、淋しい時、自分のテリトリー(縄張り)

の確保(お客様があった時に吠えるのも含まれます)等があります。

・子犬が自分の思いや要求を達成させようと吠えている時には、食べ物を与えて

はいけません。まして、安易に吠えるのを止めさせる目的で与えるのは論外です


飼い主さんを含め、人間を操縦するワンコになってしまいます。

・ワンコが孤独や淋しさ、退屈が引き金で吠える場合には、ワンコが吠えた時に

、音(アラーム、ホーン、ホイッスル等)でワンコの気をそらしたりして仰制して

行く。

その場合、ワンコを一人にして飼い主さんは隠れて監視しながら訓練を行って下

さい。

ワンコがある程度長い間静かになる様になるまで繰り返し続けて下さい。

・ワンコがテリトリー(縄張り)の確保で吠える場合は、友人や親戚の人に協力(

客として)をお願いして家に訪問もらい、ワンコが吠えたら飼い主さんが直ぐにワ

ンコを呼び寄せて安心させて上げる。

一日に何度も行って、家(テリトリー)を守るのはワンコではなく飼い主さんだと

言う事を覚えさせる。

〇夜泣き

夜泣きでは、特に仔犬でお困りの飼い主さんがいらっさしゃると思います。

仔犬は本能的に群から離れると鳴いて自分の位置を親に知らせます。これは、ワ

ンコにとっては自然は事なのです。

仔犬はそうする事によって母犬に自分を見つけてもらう。ねぐらに連れ戻しても

らい生命の危機を脱していたのです。

飼い主さんの家に来たばかりの仔犬の場合。夜泣きには、寝る時に飼い主さんが

一緒に寝る事(同じ部屋でゲージやハウスに入れて寝かせる)をお勧めします。ワ

ンコから飼い主さんが見える範囲で寝かせる。

・また、クンクン鳴いていたら、その原因を解決して上げる。

トイレ、水が飲みたい、体調の異常を訴えている等が考えられますので理由をチ

ェックして上げて下さい。

理由のない無駄吠えの時は、母犬がする様に短く鋭く「静かに」と声を掛ける。

それでもまだ鳴き続ける様でしたら無視しましょう。必要以上にかまう事はしな

い。

寝る直前にはよく遊んで上げましょう。肉体的にも精神的にも満足させて上げて

下さい。ワンコの側で飼い主さんが寝ている事だけでもワンコは安心して寝られ

るのです。

是非、ただ叱るだけではなく。ワンコの気持ちになって正しく対処して上げてく

ださい。