映画でも紹介されたローカリゼーションの試みの一つに、
「地域通貨」がある。
以前、私は地域通貨「レインボーリング」に入っていて
その縁でたくさんの方とつながることができた。
お金がなくても、自分にできることを交換することで
お互いのニーズを満たすことができる。
地域通貨は、ただ一般に流通している「お金」の代わりに
他の「通貨」を使っているだけじゃないかという意見もあるかもしれない。
でも、そこには単なるお金の受け渡しと違って、
人と人とのコミュニケーションも生まれる
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以前私はレインボーリングを使って、
カーテンの裾あげをお願いしたことがあった。
レインボーリングでは、それぞれの「Give you (できること)」
「Give me (やってほしいこと)」がリストになっていて、
Give youに「カーテンを縫うこと、裾あげ」をあげている人がいた。
「縫い物ができます」というのならわかるけど、
カーテン限定って、おもしろいなぁと思って。。。
たまたまその頃、場所を借りてサロンを始め、
カーテンを買ったけど、裾あげしなくちゃと思っていた私は
さっそくその方に連絡をとってみた
話を聞いてみると、ちょうど自宅を引っ越し、
たくさんカーテンの裾あげして、
他の縫い物はともかく、
カーテンの裾揚げには自信があるので、Give you にしたそうだ。
無事、裾上げが出来上がって、
受け取るというとき。。。
どこかで会ったり、宅急便などで送ってもらう方法もあったと思う。
でも、その方は三浦半島の方に住んでいて、ちょうど真夏だったので、
相方と海に行って、その帰りに受け取りによることにした
海水浴
素敵な家でお茶を頂きながら、いろいろお話しして、
自宅でとれた野菜を頂いた上に、送り迎えもして頂いた
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お店にただカーテンの裾上げをお願いしただけでは
こんなやりとりはできなかったと思う。
「お金」がなければ、物を買ったり、サービスを受けられない社会では、
みんなが「お金をたくさん得よう」とするし、
「お金」がたくさんあることが、「幸せ」「成功」と考えてしまう。
地域通貨にもまださまざまな問題点があるかもしれない。
でも、「お金」を介さず、お互いが豊かに幸せに
生きるための一つの方向を示していると思う。 →続く
『ボクらの街のボクらのお金』(さんが出版)レインボーリングの主催者だった、あべよしひろさんの著書。
柴崎るり子さんのイラスト満載でとっても読みやすく、わかりやすいです