あばれはっちゃく
1979年から1985年にかけて作られた、子供向けの連ドラです。
主人公、桜間長太郎は、通称、はっちゃく、です。この、はっちゃくは、
正義感の強いガキ大将で、悪い大人をこらしめ、弱い大人を助けます。
子供向けのドラマですが、任侠ものです。はっちゃくは、勉強は全く
できませんが、ひらめきは天才的です。しかし、ガキ大将の、長太郎に
手を焼く父は、毎回、「この、バッカ野郎! 父ちゃん、情けなくて、
涙が出てくらあ!」と説教します。父親は、東野英心さんが演じています。
この、はっちゃくシリーズは子供に人気で、第五シリーズまで作られます。
俺はあばれ、はっちゃくにはじまり、”男”、”熱血”、”痛快”、逆転”と
シリーズは6年間も続きます。現代では、はっちゃくのようなガキ大将も
いません。任侠の心を持つ子供もいないでしょう。はっちゃくのキャラクターも
コンプライアンスに引っかかってしまうのでしょうか。けれども、子供に
悪影響を与える作品ではありません。しかし、はっちゃくを演じられる子役は、
もういないと思います。それくらい、パワフルでした。古き良き時代の傑作です!