ビル・ロビンソンさん
ビル・ロビンソンさんは、人間風車の異名を取り、テクニシャンとして
活躍しました。キャッチ・レスレングの使い手で、1975年12月11日に
蔵前国技館で行われた、アントニオ猪木さんとの一戦は、通なファンの間では
猪木さんの生涯ベストバウトとも呼ばれています。試合は60分時間切れ引き分けですが、
猪木さんがテクニックでロビンソンさんに押されていたという人もいるほどです。
引退後、ロビンソンさんは宮戸優光さんのオファーを受けて、高円寺で1999年より、
UWFスネークピットジャパンというジムで、本格派のプロレスを極めたい人相手に、
キャッチ・レスリングの指導をしていました。何と、ロビンソンさんが2008年まで、
高円寺に定住していたのです。ここでの教え子に、鈴木秀樹選手がいます。
ロビンソンさんの決め技、ダブルアーム・スープレックスを受け継いで、活躍しています。
しかし、それにしても、高円寺にロビンソンさんって、意外過ぎてびっくりです。
高円寺と言ったら、ねじめ正一さんの、高円寺純情商店街の印象が強いです。
純情な青年たちが、ロビンソンさんにレスリングを教わっていたのでしょう!