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rikeyaのブログ

ウェブ、本、仕事、技術とのつきあい方等をテーマにしたブログです。(忍)

集客力のあるポータルは、たとえば1年前と比べるとずっとマスメディアらしいアプローチへシフトしている印象がある。たとえば集客力があるからあそこのポータルへの広告出稿は高いらしい──というのは去年ふう。ヤフーのメルマガは今年ふう。

ところで企業からのメルマガを読んでたら、2006/07/30に開幕した「SIGGRAPH」に出展したと書いてあって、へえと思った。「SIGGRAPH」といえばCGの祭典、CGで何ができるようになるのか、その可能性にわくわくといった趣は伝わるが、そういえばあんまり話題になってない。

話題になっていたのはここ。しかしテーマはビジュアルじゃないよ、著作権だ。著作権といえば、先日もレッシング氏がカンファレンス「Wikimedia 2006」で講演した様子だが(その模様はこちら。)、クリエイティブコモンズのほうもやはり先日年次のコンフェランスがあって、私も日本での報告会をのぞいてきましたが、あまり新しい論点を感じなかったんだよね。

どの媒体、どの技術がやり玉になるかはわからないけど、メディアと著作の権利関係というのは、どんどんクライマックスへと近づいているように感じる。さまざまな意見と立場の戦いがあり、夏野原、夢のあとには、誰もが「標準」と認める公平な大地ができていなければならない。こういうルールづくりって“世界をリードする”“欧米の伝統”とも言うのだろうが、日本に居ると、悪しかれ、対岸の火事になっちゃうんですよね、とかく。(忍)
gooがメーリングリストから撤退したと思ったら、ヤフーがメルマガに参入するのだそうだ。ヤフーのニュースはこちら。

ところでメルマガ配信といえばまぐまぐ、である。発行メールマガジン数32,000誌、延べ登録読者数1,400万人を超えるという。一方ヤフーの目標は、「開始後1年で1万誌、100万人の読者」。

どこかで見つけてきたメルマガがまぐまぐで発行してて、それでまぐまぐを利用するようになった、という流れとは違って、4,500万ユーザ/月のポータル“力”で、マス媒体のように運用していくしくみ+ロングテール付き(個人発行者のお客様)、ということだろうか。だって「100万人の読者」って、すごい媒体力ですよね。スポーツ鑑賞券とかビール券とかつけてもらってやっと1購読ってのとは、ずいぶん労力が違う感じがしますしね。(忍)
ぷにゃぷにゃしてるものを触っていると心が落ち着く……という戦法の商品が、世の中にはある。そういったものをわざわざ買う柄ではないのだが、そのもくろみがビルトインされた商品をうっかり買ってしまったらしく、しかもバカにならないくらい“効くんです”、これが。まいった!

その商品とは、ヴィヴィアン・ウエストウッドのハンカチーフなのだが、詳細がVivienne Westwood公式サイトにあった。

ハンカチの表面にぷっくりとゴムのような透明のふくらみが貼り付いているのです。この上からアイロンをかけたりするとどーなるのか、わかりません。でもこのなにやらつるふにゃしたものに触りたいがために、それほど必要でもないタイミングでハンカチを取り出している自分に気づく。なかなか癒しです。

このVivienne Westwood公式サイトでは、当該のぷっくりは「コーナーのてんとう虫はスペシャルバージョンの趣旨加工で立体的になっています」と説明されている……うーん、「趣旨加工」。「樹脂加工」でしょうねえ、きっと。というわけでさらに意味深!?(忍)
多様性のマッチングというテーマは、まずは検索サイトがこの技術の精度をすばらしくあげていくぞ、と宣言し、引き続いてはしばらくショッピングモールやオンラインショップ提供ポータルのものだった、と思う。このステージでは、消費者はワガママだから、お洋服がほしい→ワンピースがほしい→フリルはなしで→丈は中くらい→Aラインがベター→お値段は7,000ぐらい……というように果てしなく潜在的なニーズにぴたりとマッチしたものだけを提供するために、商品を合理的にかつ都合よくカテゴライズするキーワードを、きっといろいろと試してきたんだと思う。消費者がリクエストしたのに対応していなかったキーワードをすぐに反映させたり……とやることはいろいろあったと察される。

口コミだって考えようによってはこのマッチングに支えられているとも言える。自分に合ったワガママな質問にぴたりという答えを欲しい時にさっと出してもらえた、というのが口コミだからだ。

最近はニュース、広告などの既存のマスメディアの、このエリアへの進出が目覚ましく(みんなが知りたいニュースを見たいときにデリバー!)しかもやはりプロらしいワザがある。企業ブログも最初のころはnissanティーダのブログが注目されたりしたが、今は一般の人の書くブログを広報、話題作りに役立てようというほうが主流なのではないだろうか。

えっと、何の話だったっけ?……monstar.fmのニュースである。

このアイデアはまじめだなあ。7月7日のβ公開以来、1日200人程度のアクセスですって。でもこういうことなんですよね、多様性のマッチングって。

最近よくあるビジュアルに、文字(単語)がたくさん、簡単な大小がつけてあって、コトバがたたみかけてある、というのがありますよね。monstar.fmのキーワード検索にもそれがある。こういう媒体がないころ、小説を読んだり、アーティストの新曲を聴いたりした時に私たちの頭のなかに無意識に広がっていたのもこういう風景だったんではないかと思います。けど、ただ、その当時としてはこのようにコトバになってしまっていたらこれは違うと感じたかもしれない。ふたたびけど、今はまあそんな整理も可能だぐらいに思える。多様性の迷宮は、無意識の迷宮、でもあって。(忍)
ニュースダイジェストのようなものは今どきどこでも観られる。テキストベースで考えれば大見出し・中見出し・小見出し・本文、5W1Hといった記者の文章術のいろはがそのまま、CMSのカテゴリーにぴったりだから、束ねたり、リスト化したり、検索したりといろいろ使いやすいのは目に見えている。

ところが今日、Googleのニュースを検索していたところ、
TBSのニュースサイトに遭遇し、とても驚いた。
驚いたサイトは↓
http://news.tbs.co.jp/index-j.htm

なにしろ、全部ビデオなのです。しかも、付属の文章はですます体。というか、ビデオの原稿をベースに書き起こしたようなかたちになっている。

特にすごいのは映像がないとは言わせない雰囲気。資料映像だけしかなくてもムービーネタは作れるみたいなプロ意識がすごい。たとえば「うその説明で電話機リース契約の手口」のようなニュースでさえ、ネタにしてしまう。(っていうか、本ちゃんの番組のダイジェストなんでしょうね、きっと)

映画館のニュース(ってほんとは見たことないんだけど)、テレビの三面記事レポート、といった流れが着実にネットに足をおろしている。CMが入らないのが居心地悪いくらいだ。(吃)
アートになったスパムというニュースをうっかりクリック。これって要するにテーマは増殖なんですよね。ウィルスといえば増殖。増殖といえば……。このニュースに採り上げられているのは、プランツ(植物)の画像が、メールを受け取った先で育つというもの。

ところで先日、朝日新聞にロングテールが採り上げられていましたね。流行りの「ロングテール」、そもそもは誰が?という記事がこちら。このなかで面白かったのは、ロングテールの提唱者であるクリス・アンダーソン氏という方が、これを最初「98%ルール」と呼んでいたという話。というのも、この話はだいたい80/20ルールとともに語られるのだが、

80%/20%ルール……商品の20%が、80%の売上を決める
98%ルール……商品の98%が月に1個売れる

という対比であったという。ロングテールとは、横への積み上げのことだったのだ。そう考えることではじめて、大企業も死に筋にアプローチできる。だとすると、ときどき考えられているように、ブログで儲ける、という話とはちょっと違いますね。

というわけで修理にでかけてたマックが帰ってきました。したら、amabaずいぶん変わりましたね。他人事みたいな気分。(忍)
レゴの「マインドストーム NXT」が、最近かなりブームになってきてる、と思ったらこんなニュース。
マイクロソフトのロボットセクション(このセクションについては、また別のニュースを参照)が興味を示しているそうなり。

マイクロソフトは以前、たしかユビキタスというキーワードで家電への関心を示していたと思う。しかし、ロボット家電での成功例は、床掃除機の「 iRobot」でMIT発のベンチャー。掃除機といえば英国のダイソンもベンチャーでしたね。iRobotの代表は「日本の研究者は、2010年までに約3900万台の家事ロボットが登場すると見込んでいます」という。そうなんですか、灯台もと暗し。(忍)
神保町に満留賀というそばやさんがある。夏休みで子供連れのお母さんが2組もきていたが、ふだんはおじさんばっかりだ。店の一角にそば打ちブースがあって、そこで実際に打っているのを初めてみた。

うどんなら何度も打ったことがあるが、段取りそのものは同じようだ。鏡餅状に丸めてねかせておいたものを、ゆっくりと伸ばしていく。まずは少しつぶすような感じに。それから少しずつ楕円にひろがっていくように。全体の面積が大きくなったら棒に巻き付けて少し押しながら転がす。(これは狭くてもそばが打てる知恵なんですね)十分に薄くなったら、全体にむらがないように棒でしっかりチェックして、包丁の幅にたたむ。そばのうえにガイドになる板を乗せて、端から包丁(といっても板のようなもの)で切っていく。

そこでできあがっていくのが、あっと驚く美しさ。私のうどんなんか関係なかった。あと、打ち粉がすいぶん細かい粉だ。切り終わったものに最後にさらにふりかけて、それをふるい落としてトレイに並べればできあがり。

アナログなものって愉しいですよね、ほんとに。このお店はそばうどんだけで、しかもメニューのバリエーションが豊富。おじさんたちもなかなかお目が高い!です。(忍)
vlogの女王ことアマンダさんがrocketboomを去って、その後の二人(Rocketboomはアマンダさんと男性1名の計2名の会社)についてはいろいろ報じられている。

私も「二人は半分ずつ株を所有している」「アマンダはrocketboomを去るが、株は手放さない」とはニュースで読んで知っていた。だけどもうこの先は、ニュースを見てもわかんないかな、と思ってしまう。

現在すでに、アマンダさんは今メディアとしてのvlogのカオ(video blogging as a medium)。報道の人とは違って特別なリソースを持たないお茶の間から予測すると、まず正確な情報のない、つまり「結局なにがあったか」はおいてしまわざるを得ない。すると彼女はvlogをとるのか、既存のメディアをとるのか、結局はこれだけが問題であることが、徐々に浮き彫りになるのではないだろうか。このことについて視聴者みんなをひっぱって考えさせること、それが彼女の目的なのではないか、と思えてきた。
と、これもやはりvlog的な達成であって、そうだとするとまことしやかなハリウッドだの、パートナーとのゴシップだのといったものは、ワキに下がる。

ところでご本人の声明では「私は49%であったばっかりに言い分が通らなかった」。こういうのこそまさにお茶の間をゆさぶるトークだよね、と感服いたしました。

・インタビューの動画はこちら(英語)
・日本語の記事はこちら
Apple Store へ行ってきた。新ストアの渋谷ではなく、老舗の銀座。ここへくる時は、グレーのTシャツはまずいですよ。スタッフウェアなのだ。

私のパソコンはマックである。もともと外装がいろいろ壊れていて、そんなことはどうでもいいのだが、スローダウン、日本語変換が不具合、というわけで重い腰を上げて修理の相談に行った次第。ところがApple careに入っているのに、なんとなんとの4万円のお見積もり。動作の問題はその場で解決したので、「考えさせていただきます」と帰ってきました。(これだからだめなのだ)

その帰り道は久しぶりの銀座線。最近メトロはたくさんあるので、銀座線にはたまたましばらく乗っていなかった。そこで目にしたのが、おや、今Appleへいったのはウィルスの問題じゃなかったんだけど。。。なんとシマンテックの車体広告。たしかおとといぐらいに、オットセイ(もとい!)夫がコンピュータセキュリティの番組を、わざわざ見ていたはず。そのすぐのタイミングか、と感心してしまった。
20060721
なんで感心したかというと、偶然のわけないよ。って思ったから。広告ってこうした情報戦に突入している気がする。またたまたま先日の土井氏のメルマガで、「効果がないのに不当に高い広告費や、クリエイティブの問題点」と広告業界の問題点を指摘する本の紹介があった矢先。----広告における情報戦線、変動を来してるよなあという印象で。

すごくついでにですが、「広告」とか「アド」とかいう言葉もそのうち陳腐化してしまうのかもしれないですね。たとえば看板業のようなものを連想させるものになるのかも。なにかしら広告的であるものを追求するなら、何か別の言い方したほうがいい時期が来そう。