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 こんにちは。こんばんは。おはようございますの方もいらっしゃるかもしれません。中学入試理系の達人と申します。只今、新学年からの指導をご希望の方募集しております。割引などもございますので、お気軽にお問合せ下さい。曜日によっては今すぐにでも指導できる曜日があります、お気軽にお問合せ下さい。

 

 

 2月に私の著書(参考書・問題集)が発売されます。タイトルは、

  『語りかける中学受験算数 難関校対策問題集 平面図形編』

 となります。全国の超難関校で繰り返し出題されてる平面図形の問題の考え方をまとめて使いこなせることを目的とした問題集です。解説部分は無機質な解説でなく、講師が前に立って授業をしているかのような感覚になることを目指して作成しました。発売まであと少しですので、もうしばらくお待ち下さい。

 

 

さて、今日は小4(現在は小3生)のスタートダッシュの学習方法についてお話をしていきたいと思います。

 

①小4の算数について

 各塾で中学受験に必要な基本的な事柄を扱うのが小4の学習です。カリキュラムとしてもかなり軽めになっており、自分で学習する時間を確保しやすいのが特徴になります。他学年と応用ですが、中学受験の学習は自宅学習が全てです。大量に宿題を出してくるような塾ですと自分で学習する時間がなくなります。ですから、そのような場合はある程度削ってでも自分で学習する時間を確保すべきです。

 また、新たに理科・社会の学習も始まりますので、こちらにも時間を割くべきでしょう。理科・社会の学習は土日などのお休みの日にまとめて学習するのは最も効率も悪いし、定着も甘くなってしまいます。その週で課せられた宿題を毎日10~15分でこなせるようにうまく時間配分をすることです。これは算数にも当然言えることで、毎日行うようなスケジューリングを立てることが成績アップのコツになります。

 小4の前半のうちにやっておきたいことは、基本的な計算問題を全て出来るようにしておくことです。整数の四則混合計算はもちろんのこと、小数、分数(そのためいは約数・倍数の理解も必要になります)の四則混合計算や還元算などは一通り計算に対応出来るようにして、先取り学習に入っていくことです。中学受験はあり得ないスピードで毎週のカリキュラムが消化されていきます。当然、わからないまま帰ってくることもあります。先取り学習をしておけばこれらはかなり緩和されるのは言うまでもありません。これは保護者の方だけで進めていくのはかなり厳しいと思います。プロの力が必要になるのは言うまでもありません。

 

②2月以降の学習方法(~3月まで)

●SAPIX編●

 B5版のAテキスト(先週の復習テキスト)とBテキスト(新規単元)の2冊が配られます。中心で学習していくのはBテキストになりますが、サピックスの小4のテキストはそこまで難易度が高くありません。難問にチャレンジする難関校受験生は『予習シリーズ』や『予習シリーズ演習問題集応用編』などの少し何度の高い問題にもチャレンジしてみるといいかもしれません。

 ★~★★の問題は無理なく解けるレベルに持っていって、★★★の問題や『考えよう』の部分にどこまで取り組めるのかが大切になります。特に考えようは難関校で必要となるエッセンスが凝縮された良問がそろっていますので、正しい考え方を身に付けることで難関校入試の土台が完成します。そして、『基礎力トレーニング』は毎日行う習慣を付けてしまうことです。それを行うのは朝が望ましいです。朝などにやるのが望ましいです。

 また難関校で出題されるような思考力を要する難問の対策も実はこの時期から出来てしまいます。難関校で出題される問題は所見問題で且つ思考力を要するものが多いのは御存じだと思います。それに入試は朝行われます。ということは入試まで後3年の段階で朝から思考力を要請する訓練をしていく方がいいというのが私の考えです。ただし、毎日やると疲れてしまうので、家庭教師などの個別指導がある日だけ限定にして、わからない問題はその時に解決するようにやっていけば良いと思います。

 算数Bテキストですが、これも予習をして授業に臨むんでいれば、わからない問題はあまりないと思います。そのわからない問題のみを再度解いていけばいいのです。これを最初からやっているからいくら時間があっても足りなくなるのは明白です。1月のうちに少しでも2月の内容の先取りを行っておくとスタートダッシュとしては万全と言えるでしょう。

 以上より、何よりも大切なのは時間を確保することと家庭学習のサイクルを作ることです。他の科目に時間をかけることも大事ですが、そのような時間のやりくりする中で、算数は先取り学習を進めていくべきです。これは今まで担当させて頂いた難関校合格者の方はほとんどの方が取り入れていた方法です。詳細はお問合せ下さい。

 

●早稲田アカデミー(四谷大塚)編●

 予習シリーズの内容も小4ではそこまで重たくありません。扱う問題の難易度も適度と言って差し支えないと思います(練習問題がしっかり出来れば十分、難関校を目指すのであるならば演習問題集応用編まで)。

 他学年の例に漏れずあり得ないの量の宿題を出してくることがありますので、取捨選択は必須と言えるでしょう。基本的には『予習シリーズ(練習問題まで)』と『日々の算数』が出来ていればその週の学習は完了と言えます。もちろん、復習は忘れずに行って下さい。担当によっては宿題を多くやってきたらシールを上げるということがありますが、これはハニートラップです。あくまで自分の学習のペースを崩さないことが大切なので、他の宿題は無視しても構わないと思います。若干不安な単元が出てきた場合のみ、その他の問題集などに取り組んでみる程度の扱いで大丈夫でしょう。初めのうちは、毎週のYTを学習のペースメーカーにして、そこまでに仕上げるというスタイルを確立することでしょう。曜日ごとに綿密な学習計画は必須です(これは塾でも頼めばやってくれると思いますが、あまりあてにしない方がいいでしょう。保護者の方が自ら作成した上で塾に相談した方がいいです。)。

 塾に勉強をやらされているのではなくて、自分から進んで勉強をするという自覚を持つことが大切です。高学年になってからでは学習習慣の面では変えられないケースが多いです。大量で無意味な宿題をやっていても成績や偏差値は上がりません。自分で勉強をする時間を確保するべきでしょう。宿題に関しては保護者の方が塾と相談をするべきだと考えます。お子様本人からは言いにくいでしょうから。

 また、早稲田アカデミーは学生講師が多いことでも有名なので、塾に任せっきりにするのは相当危険です。担当講師が扱う問題の重要性を分かっていないケースも多々考えられます。酷い場合は担当講師が問題を解けないということもあります。良いことしか言わない典型的な塾であると言えます。

 

 

 先程、難関校入試の準備として、思考力を養うような話をしたと思いますが、ここがサピックスと他塾との差になります。サピックス生はとにかく問題を見たらどんどん手が動いていきます。しかし、その他の塾のお子様は問題を見て固まっているケースが多いです。これでは勝負にはなりません。手を動かす習慣を付けるべきです。

 

 また、小4の算数は中学受験の算数の土台固めを行う重要な学年であるという認識を持って毎日の学習に臨んで欲しいと切に願っております。もちろん、学習相談なども随時受け付けております。小4の算数のポイントに関してはまた別の機会にお話ししたいと思います。

 

 以上が、新小4(現小3)の2月~の学習方法になります。ご不明な点はリンク先の書き方に従ってお問合せ下さい。学習相談☞体験授業という流れで対応させて頂きます。宜しくお願い致します。

 

★著者紹介★

 中学受験専門のプロ家庭教師(算数・理科)。大手進学塾時代は高い合格率を残しておりその合格率は85%を超える高い合格率を残してきた。合格率1位になることもあり、講師アンケートにおいても1位を獲得するなど高い評価を得る。その傍らで、志望校別コースの算数科目責任者を歴任し、テキスト作成や模試作成なども行っていた。

 家庭教師においては90%以上の高い志望校合格率を誇り、どこの学校にも対応出来る講師。難関校入試に特に強く筑駒、開成、麻布、駒東、聖光、栄光、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリスなどに関しては極めて高い成績を残している。勿論、それ以外の学校の対策も万全に行う自信と経験を持っている。

 

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