※この記事はPC向けでの閲覧に適しています。スマートフォンからの方は、PCでR閲覧して頂けると快適になると思います。 

 

 こんにちは。こんばんは。おはようございますの方もいらっしゃると思います。中学入試プロ家庭教師の理系の達人です。

 現在、私の著書(参考書・問題集)が発売中です。私がどのような指導をしてるのかのご参考になると思いますので、一度手に取って頂ければ幸いです。

 

 

 全国の超難関校で繰り返し出題されてる平面図形の問題の考え方を自ら使いこなせることを目的とした問題集です。超難関校対策とありますが、あらゆる受験生に必要な考え方が掲載されており全ての受験生が必要とする問題や情報が書かれた問題集となっております。解説部分は無機質な解説でなく、講師が前に立って授業をしているかのような感覚になることを目指して作成しているので、その問題の取り組み方や問題の背景、そして解説の際にしゃべることなども書かれております。

 

 

 理科の知識分野は、夏前を完成させて、夏以降は思考力を要する問題に取り組んでいくのが正しい学習方法になります。今回は、その学習の際の手助けとなる記事を書かせて頂きます。

 

 例年多くの相談が寄せられる、中学受験生が困る理科のポイントとして挙げられるのが植物の名称はどこまで覚えておけばいいのか?という部分です。今回はその疑問に答えていきます。この記事は中学受験生だけではなく、難関高校高校受験生にも役立つ記事になっております。

 

また、以前の記事はこちらより ☞ アブラナ科の植物  イネ科の植物  単子葉類

                               裸子植物  有胚乳種子

 

⑥ 自花受粉

 この記事は中学入試において、出題頻度の高いものから順番に取り上げていっております。特に、植物が苦手という男子受験生や非受験学年の皆さんはまずはアブラナ科から入っていくのが基本となります。是非、以前の記事を参考にしてみて下さい。

 今回は、主に対照実験などで出題される自花受粉の植物についてみていきたいと思います。一回は経験したことのある問題として、アサガオに袋をかぶせたり、おしべやめしべを取り除いたりすることによって実が出来るかどうかを調べるという実験は経験があると思います。このような自花受粉を行う植物は他にどのようなものがあるのかを今回は見ていきたいと思います。代表的な植物は以下の通りになります。

 自花受粉:アサガオ、エンドウ、イネなど

辺りは確実に抑えておくべきでしょう。

 

★受粉について★

 また、合わせて受粉の仕組みについて解説をしておきたいと思います。以下の資料を参照しながら読んでいって下さい。

 

 

以下が受粉の流れになります

 まず、おしべの花粉(この中に受精に必要な精細胞が含まれている)が動物によって、運ばれる。

 ☞風媒花…花を咲かせない植物 (例)裸子植物、イネ科の植物

   ※対比するものとして、花を咲かせて虫をおびき寄せる虫媒花もある。

 ↓

 めしべの柱頭に花粉が付着する(=これを受粉という)

 

 花粉はめしべぼ胚珠(同様に受精に必要な精細胞が含まれている)まで到達する必要があるので、そこに向かって花粉管という管を通り、その中を花粉(精細胞)が通過して、胚珠(卵細胞)まで到達する。

 

 その結果、花粉(精細胞)の核と胚珠(卵細胞)の核が合体して受精をする

 その結果、子房⇒果実、胚珠⇒種子となる。

 

※ここで大事なのは、核どうしが合体するということです。以下のようなイメージです。

 

    

 

 もし、受精とはなにか?と問われたとき、『胚珠と花粉が合体する』と書いた場合は、上図の左のような双子の目玉焼きのような感じで合体してるとはいえません。合体したといえるのは右のように黄身が合体することですよね。この黄身に当たる部分が各細胞に1つずつある核に他なりません。ですから、答えは『胚珠の核と花粉の核が合体すること』と書くのが適当なのです。
 

 このように、植物の受精はこの流れを全て説明出来るようにすることで確実な得点力が付きます。他にも様々な分野がありますが、今回は割愛致します。

 

 前回同様、受粉の流れに関しては、高校入試でも良く出題されるので高校受験生の皆さんはチェックをしておいて下さい。

 

 まだ、全ての説明が完結はしてはいませんが、本当にこれだけでいいの?と感じる方もいるかもしれません。しかし、この必要最低限の量で毎年結果を出していることから、これだけで十分ということが証明されています。では、他の植物の名称が出たらどうするの?という疑問もあると思います。結論からいいますと、

 捨てましょう(笑)

他の受験生も同じ状況で、やはり植物の名称は苦手なのは言うまでもありません。ですから、取れる問題だけを得点していけば良いのです。植物博士になどなろうとせずに、他の科目や他の単元に時間を割いた方が効率は上がると思います。但し、学校の出題傾向によってはこの限りではありません。

 

 今回はここまでにさせて頂きます。まだ、全ての解説が終わってはいないので次の解説をお待ちください。

 また、植物の名称などの細かい知識が出題される学校の対策として優れているのが以下の資料集になります。ここに出ていないものは捨てても合格点に十分達するでしょう。

 
 

 

★著者紹介★

 中学受験専門のプロ家庭教師(算数・理科)。大手進学塾時代は高い合格率を残しておりその合格率は85%を超える高い合格率を残してきた。合格率1位になることもあり、講師アンケートにおいても1位を獲得するなど高い評価を得る。その傍らで、志望校別コースの算数科目責任者を歴任し、テキスト作成や模試作成なども行っていた。高校入試においても大手塾在籍時には早慶高校附属の合格率が92%とという高い数字を残している。

 家庭教師においては90%以上の高い志望校合格率を誇り、どこの学校にも対応出来る講師。難関校入試に特に強く筑駒、開成、麻布、駒東、聖光、栄光、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリスなどに関しては極めて高い成績を残している。勿論、それ以外の学校の対策も万全に行う自信と経験を持っている。

 

↓ライン@より家庭教師の募集を始めております。メールと違って、チャットでご相談などに応じることも出来ます。宜しければ、友達登録お願い申し上げます。

友だち追加

フォローしてねアメンバーぼしゅうちゅうペタしてね

 

◆◇◆◇◆◇◆◇ 家庭教師募集要項 ◆◇◆◇◆◇◆◇

現在、授業料割引で対応しております

家庭教師の依頼はこちらから ☞ rikeinotatuzinn@yahoo.co.jp

                    ☞ recrutment.syudent@gmail.com                            ※どちらのアドレスにお送り頂いても大丈夫です。

 

家庭教師募集要項(現在6500円/時にて承っております) ☞家庭教師募集要項

 

家庭教師合格実積(平成31年度~平成29年度) ☞合格実績 令和2年度合格実績

 

実績--