ずっと「強くなりたい」と思ってた。
誰のどんな言葉にも
動じない心が欲しかった。
アラサーと言われる年齢になっても
相も変わらず傷ついてる自分がいる。
仕事上での失敗で
失恋で
誰かの心無い一言で
でも確実に強くなっている。
10代の頃には考えられなかったくらい
強くなっている。
半年以上前に振られた彼氏のことを
面白おかしく後輩くんに話すと
笑いながら彼は言う
「やっぱり傷ついたりするんですか?」
「結婚とか焦ったりしないんですか?」
どういう女だと彼には思われているんだろう。
遠慮なく年齢のこと、結婚のことをネタにしてもらっていい。
そういう風に接することができる女だと周囲に認知されていることが
私にとって心地いい。
でも、それと傷つくかどうかは別モノで。
これは「自虐」ネタなのだ。
そういうネタを話す人間は
ネタの部分にコンプレックスを持っていて
その傷を守るために
あえて外部にさらすのだと私は思う。
違うのかな?
年齢のことを「気にしてないよ」とネタにする人間が
実は一番年齢を気にしていると思う。
ソースは私。
私だけかもしれんが。
ずっと「強くなりたいと思っていた。
でも昔の私が願ったものは
「強さ」ではなく「鈍さ」なのだと最近わかった。
心が傷つかないためには、鈍くなればいい。
でも鈍さは誰かを傷つける。
自分が傷つかないから、相手が傷つくことがわからない。
そういう人間に私はなりたかったわけじゃない。
だから
これからもめいいっぱい傷ついていこうと思う。
誰かを傷つけないために。
10代のころのように過敏ではもうないけれど
たくさん傷ついて、たくさん回復しようと思う。
傷つくことは正しいことだと思うから。