このブログのメインテーマとは少し(というかかなり)外れますが、実は私は温泉や銭湯をめぐるのが大好きで、例にもれず今週もとある銭湯?へ行ってきた訳です。

よく行くエリアとしては、休日おでかけパス(以下、ジェネリック18きっぷとか書いたり)の末端である足利や小田原あたりがあります。足利では歴史的建造物を見たり登山したりあしかがフラワーパークに行ったり、そして小田原では新鮮な海鮮を食べたりと週末はいい感じに楽しんでいます。

 

今回はたまたまジェネリック18きっぷの使えない日だったので東武線で足利へ向かいました。順を追ってどんなプチ旅行をしていったのかご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

足利市のとあるエリアに入ると、しきりと電柱に「サウナ」とデカデカと書かれた表示を見かけるようになります。その脇に「足利健康センター」と書いてありますが、足利駅(と足利市駅)を隔てた反対側にある「足利健康ランド」とは別の施設です。名前めっちゃ似てますよねw

徒歩勢としては暑い中歩くには若干しんどい距離ですが、お湯に浸かって汗を流せるのを楽しみに向かっていきます!すると、いよいよ到着して見えた光景が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンヤコレイッタイ…

 

 

 

 

 

 

頭時間なるで

 

 

 

 

 

 

 

これが俗に言う「秘境」というものなんですかね?w

敷地に入る前の外観はとにかく植物が自由に生えまくっていて、辛うじて文字が読める程にかすれた看板を覆い尽くしていました。敷地に入ると、駐車場には何年も放置されていそうな車袋に入ったゴミが大量にありました。その時点でただならぬ雰囲気を感じましたが、ここまで来たなら入ってみようと更に足取りを進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにこの今にも壊れそうな屋根とゴミだらけの玄関wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

玄関の脇にもなんか大量の粗大ごみみたいなものが山積みでした。

下駄箱をよく見たら鍵が全部持ち去られててパカパカ開き放題になってる…どうなってんだw

 

もう引き下がれないと思い、勇気を振り絞り入店します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや待ってどうなってんのこれ‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドアを開け入った瞬間に謎のBGMが大音量で流れてビビりました。

受付の何も喋らないおじさんにお金を払ってハンドタオルとバスタオルを受け取ります。ちなみに料金は驚きの1600円です!w余程豪華な設備じゃないとキレる価格設定。しかも営業時間は平日は16:00~19:00、休日でも16:00~21:00だけという、価格に見合わない時間です。

そこから先はゴミの山に挟まれた細い道を通り風呂場か2階の大広間へ行けます。とりあえず風呂入る前に大広間見ておこうと2階へ登ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1階部分を先に見ていたのであれよりはまだまとも…かな?という感じ。

健康センター要素としてカラオケやエアロバイクがあるものの、灰皿も置いてあって健康なのか不健康なのかどっちだよって突っ込みたくなります。

それよりも、至るところに怒りの張り紙がしてあってそれが特に気になりました。上の4枚目の写真なんかキレてるようですがコップに何があったのか一切伝わってきませんw

 

2階に上がる時に当然階段を登るのですが、もう目に見えるレベルで汚れてて靴下越しでも伝わるザラザラっぷりで、踊り場なんか床が腐ってるのか一部踏むとフニャってなってそのうち抜けちゃうんじゃないかと心配してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大広間の他に行ける部屋として、アパート(?)と炊事場と、あと信じられない汚れ方してるトイレがあって、やっぱりダンボールだのゴミだの山積みになっていました。ここがまともに営業していた時の状況を真面目に知りたい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※代わりの写真として大広間からの眺めの写真を載せときます)

 

お次に待ちに待った風呂場ですが、誰もいないとはいえ風呂場を撮るのは良くないので写真は撮りませんでした。そのため、記憶に頼っての描写になりますがそこはご容赦ください。

 

まず脱衣場。ここのロッカーの鍵も全部盗まれており、機能を果たしていません。盗難が怖い場合は貴重品は最低限に、できるだけ身軽で来たほうがいいでしょう。

例にもれず脱衣場にも多くの怒りの張り紙が貼ってあって、その中で特に衝撃的だったのはサウナの中でう○こをした人がいたっていう内容の張り紙です。他にもいつから貼られているのか、完全に黄ばんでボロボロになった張り紙から、最近のものと思われる「もっと頻度上げて来てくれ」って内容の張り紙、さらには○○行為してる人は即刻退場させるといった旨の張り紙まであって、普通の銭湯とはかけ離れた光景が広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※浴室だと思ってください)

 

肝心の風呂場はというと、剥がれ落ちた床のタイル、ザラザラした床、カビて黒くなった椅子、なんかよくわからない液体が入ったボトル、壊れかけのシャワー、激狭サウナ…どれ1つ取ってもとても1600円の価値があるとは思えません。

お湯も循環させてるだけなのかなんだかちょっと生臭くて濁っていました。ジェットが流れているにしても本当にそれだけです。

 

サウナは床に敷いてあるマットがもう年単位で洗ってないんだろうなってレベルで汚れていたので、どんなもんか試すためだけに1分だけ入ってみましたが小さいテレビがあるのとぬるいって以外特に特徴がなかったのですぐに出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風呂から上がってもう帰ろうとした時に、脱衣場と浴室の間に細い通路があることに気が付きました。どうやら休憩室のようですが、帰る身支度をして覗いてみると

 

 

 

 

 

椅子に座ったおじさんが1人で変なことしてました。

 

 

 

 

 

 

詳しくは書きません。ハイ。というか帰る直前までそのおじさんの存在に気が付かなかったw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤバい場所だった…と思いつつ、もう1つの目的地である足利健康ランドへ行き、いろんな意味で汚れたかもしれない体を浄化しました。ちなみに足利健康ランドには何度か来ており、気に入ったので今回思い切って回数券を買っちゃいました。こっちの料金は回数券価格で1100円です。足利健康ランドに関してはマジで1000円超えの価値が余裕で認められる素晴らしい施設ですので、みなさんも足利へ旅行へ行った際はぜひ訪れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルにもある通り、ここはレトロだの秘境だのそんな生ぬるいものではなく、完全に恐怖をを感じるホラー体験のような施設で、体験としては怖いもの見たさを満たせたのでまぁ良かったのですが本当に「どうしてこうなった」という言葉が思い浮かぶとともに、こんな状態でも営業を続けられるバイタリティの強さは一種の奇跡とさえ表現できるでしょう。

それにしても、個人経営の店にしたってここまで汚した状態でよく客入れてるよなって思いますよ。散らばった紙パックや山積みの新聞紙、ダンボールなどからまた別ベクトルの闇が垣間見えます。

 

 

 

 

(ここから下、ちょっと真相を語りますので気になる方はドラッグで反転してみてください)

 

実は、足利健康センターは男性同士の「アレ」が行われる場であるというのはGoogleのレビューとかネットでの検索とかで知ってはいました。加えて、私自身も「そっち側」の人間なのもあって、仮にここで「アレ」に誘われたとして動揺せず流すつもりで来てました。もちろん、施設そのものへの興味関心も強く、決して冷やかしで訪れたわけではないというのは弁明しておきます。

ネットでの情報ではどうもこの店、「アレ」に関しては半ば公認しているようらしいです。だからといって曲がりなりにも公共の場所で「アレ」するのは…っては思ってます。

 

(ここまで反転)

 

 

 

 

湯上がりにはビールだべ!ってことで、足利から都内に電車で爆睡しながら帰ってきて、HUBで軽く1杯飲んだりしてまったりするなど、なんだかんだ充実した休日を過ごせたかなと思います。

特にオチはない記事でしたが、ここまでご覧下さりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新生の未来へと希望を託すために。

アルコル(肉寿司)