そして、個人セッションをしている方にも、お子さんの状況に応じて子育てを卒業することをお話ししています。
今まで時間もお金もエネルギーもお子さんにかけていた親御さんは、一気に子育てを卒業するのは抵抗を感じるかもしれません。
だから、私は分野別に子育てを卒業することを紹介しています。
「分野別って何?」と思った人がいるかもしれません。
子育てには3つの分野があると私は考えています。
ひとつめは、「肉体の子育て」です。
これは、授乳や排せつなどの生活のお世話、通学やお稽古事の送迎など、体に関する事です。
ふたつめは、「金銭的子育て」です。
これは、生活費や学費やお小遣いなど、金銭的な事です。
みっつめは、「精神的な子育て」です。
これは、話を聞く、励ますなど、精神的な事です。
この3つの分野を1つずつ卒業すると、スームーズに子育てを卒業できます。
子育てを卒業したら、一人の人して子どもと対等に接することをお勧めしています。
私は、娘が2人います。
長女は同居しています。
長女は、生活費を入れ家事も分担しています。
夫と長女と私は、共同生活をするルールを決めていますので、快適です。
次女は、夢を叶えるために東京に住んでいます。
仕送りなどは全くしていません。
ただ、次女が困ったときは相談できるようにコミュニケーションをしています。
私の場合子育てを失業したのは、長女は大学を卒業した22歳の時、次女は高校卒業後1年経った19歳の時でした。
きょうだいでも、進学などによって子育て卒業の時期は違っています。
子育てを卒業して良かったと思うことは主に3つです。
1.子ども達と一緒に居たり話したりしても平常心でいられるようになった
親子と思って接するとイラっとしたり腹が立つことも、1人の人として接すると平常心でいられます。
2.自分がやりたいことをやれるようになった
時間・お金・エネルギーなど、自分がやりたいことを心置きなくやれるようになりました。
3.子ども達が自立した
一緒に住んでいるか別に住んでいるかに関係なく、子ども達は精神的・肉体的・金銭的に自立しました。
親が子育てを卒業すると、子どもは自立することを実感しました。
私自身は子育てを卒業して良かったと心から思っています。
お子さんの状況に応じて、3つの分野の子育ての卒業、検討してはいかがでしょうか?
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