こんにちは、山口りかです。


今回のブログは、

子どもにスマホを持たせる時期は? その1
https://ameblo.jp/rikayamaguchi/entry-12743724460.html

 

 

 

の続きです。




「スマホを子どもに持たせることについて、
私の立場だったらりかさんはどうしますか?」


と聞かれました。


「スマホを子どもに持たせることについて、
あなただったらどうしますか?」











私は、このように答えました。


「子どもの精神レベルで判断はしますが、
今だったら、小学5~6年生でスマホを持たせます。


ただ、スマホについて、
自分が不安に感じる事を書き出たり、
トラブルとなっていることを調べ、
その内容を子どもと話し合います。


そして、
一緒に対応策を考えます。


一緒に約束事を決めて、
お互いに合意して、
スマホを購入します。



問題を感じたり、
トラブルになったときには、
一緒に解決策を考え、
また、約束事を決めます。



禁止ではなく、
トラブルが起きることを前提に、
事前策や事後対応を考えながら、使うことを選択します」


と伝えました。



私は、
子どもにスマホを持たせない場合にも
「困ったこと」や「迷惑をかける事」があると思っています。



だから、
子どもにスマホを持たせない選択をした場合、
親はそれを考え、それによって起きるリスクを
受け入れる覚悟をする必要があると思います。


大げさかもしれませんが、本当です。


例えば、
お友達と情報交換をしたり遊べなくなり、
何となくお友達とうまくいかなくなる可能性。



情報弱者となってしまい、
18歳以上の成年になってから、
犯罪やトラブルに巻き込まれてしまう可能性。



迷惑をかける例と言えば、
他人の時間とお金を奪ってしまうことです。


それは、連絡手段、
今の時代でも、
部活や学校からの連絡はメールやLINEやネット上の学校の掲示板などです。


学校だけでなくお稽古ごとの連絡もネットということは多いのではないでしょうか。


だから、
そのような場に所属していて、
子どもにスマホを持たせていないと、
誰かに電話や親のスマホに連絡という、
特別策をしてもらうことになります。


そうすると、
結果として、相手の時間やお金を奪うことになります。



他には、
もし、事件や事故に遭った時、
スマホを持たせGPS機能をオンにしていれば早期解決した可能性が高いのに
スマホを持たせていなかったので、
未解決となったり最悪の結果となってしまう可能性もあるのです。



そのため、
持たせない場合にも親は覚悟が必要となります。




では、実際に、
今の小中高校生のスマホ所持率はどのくらいなのでしょうか。



総務省の調査による
スマホの利用率を紹介します。


民間調査はスマホの所持率でしたが、
総務省は所持率の調査は無く、
利用率でした。


ただ、民間調査と比べても、
数字はだいたい同じでしたので、
利用率=所持率と考えられると思います。


このブログでは、
総務省の調査と、
私の考えを紹介します。



平成28(2016)年度と2021年度で比べると
次のようになります。


小学生(10歳以上)23.3% → 53.4%

中学生      43.7% → 80.8%

高校生      92.9% → 98.7%


この5年間で、
小中学生のスマホ利用率が高くなっていることがわかりますよね。


小学生は10歳以上が対象ですので、
小学5~6年生のスマホ利用は、
35人学級の場合、
約19人です。

しかも、
中学生のスマホ利用率は8割超なので、
40人学級だと、約33人です。


参考
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/tyousa/r03/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf



この資料を見てもらうとわかるのですが、
子ども達のスマホ利用率は右肩上がりとなっていますので、
今年はもっと高くなっていると考えられますよね。



この数年で
お店のスタンプカードやポイントカードがアプリに変わり、
定期券も駅の販売所に並ぶことなく
スマホで購入してスマホで使うことができる交通機関が増えています。


美容院や病院や映画などの予約もスマホで完了できる上に、
予約完了と同時にポイントが付くサービスも多いです。



スマホを持つことで時間もお金も節約ができます。



この状態はもっと加速しますよね。



スマホという形は変わるかもしれませんが、
携帯型電子機器はこれからの生活必需品となります。




私は地方に住んでいますので、
私と夫用に家には自動車が2台あります。



節約術をすすめている人の中には、
自動車は支出が多いので手放しましょう
という人もいます



ただ、
私達にとって、
自動車は生活必需品です。



自動車は、便利ですが、
自分や他人の命を奪うことがあります。
お酒を飲んで運転してはいけないというルールもあります。



だから、
教習所に通う人が多いし、
免許取得の試験があります。



「だろう運転ではなく、かもしれない運転」が推奨されます。



自動車の運転もスマホの取り扱いと似ています。



スマホは便利ですし生活必需品ですが、
誹謗中傷や炎上などで、
自分や他人の命を奪うことがあります。

だから、
それを理解して、
事前に対応策を考え、
困ったことが起きたら速やかに対応することが必要です。



このようなことから、
私が今、子どものスマホを考えるのなら、


年齢は、子どもの発達にもよりますが、
抽象的思考能力が育ち始める9歳より上になってから


トラブルが起きることを前提に、
事前策や事後対応を考えながら、使うことを選択します。



次回は、
私が経験したり相談を受けた、
スマホのトラブルについて、
紹介します。

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