こんにちは、山口りかです。

 

 

先日、

ある人の自民党総裁選、出馬会見を、

YouTubeでほぼ全部見ました。

 

 

子育て支援についての話を聞き、

ちょっと残念に感じたことを話します。

 

 

私は、特定の政治家や団体を支持しているのではありません。

 

 

少子化対策や子育て支援について、

私自身がフルタイムでワンオペ育児をした経験や、

20年以上子育て中の親御さんの相談を聞いていて感じたことで、

子育て支援に関わっている人に伝わって、

改善されると良いな~と思う気持ちで紹介します。

 

 

子育て支援について改善をして欲しいと思うのは、

1人目からの支援の強化です。

 

 

今の少子化対策や子育て支援は、

「2人目の子どもから」で、

「3人目からは少し手厚くなる」

ということが多いように思います。

 

 

でも、

子どもが生まれた家庭で、

子育てを大変と一番思うのは、

1人目の時ではないでしょうか。

 

 

母親が仕事をしてても専業主婦でも、

それぞれに大変なことがあります。

 

 

母親が仕事をしている場合は、

保育園の入園や送迎の負担

子どもの病気の時の対応やスケジュール調整

仕事と子育ての両立

父親との予定の調整

などがあります。

他にもあるかもしれません。

 

 

母親が専業主婦の場合、

ワンオペ育児になりやすいので肉体的精神的な負担

経済的な不安

などがあります。

他にもあるかもしれません。

 

 

そして、

母親が仕事をしているか専業主婦かに関わらず大変なのは、

乳幼児の子どもと過ごす時間は、

常に子ども優先ということです。

 

 

具体的には、

トイレにゆっくり入れない

→トイレもバタバタと終える必要がある

 

お風呂にゆっくり入れない

→1分でも早く上がる必要がある

 

寝たいときに寝られない

→子どもが起きたら起きている必要がある

 

掃除・洗濯・片付け・料理などの家事にも集中できない

→子どもが起きたり泣いたりぐずったら中断する必要がある

 

他にも、

美容室・歯医者などに行くことさえ、

誰かに子どもをお願いする必要がある。

→自分のペースで予定を入れられないし、

子どもや預け先に申し訳ないと思うことが多い

 

 

食料品や日用品の買い物、

調味料の買い置きが無い場合など、

すぐに買い物に行けない場合がある

→小さなストレスが毎日たまっていく

 

などがあります。

 

 

しかも、

子育てで大変なのは母親だけではなく、

父親も大変です。

 

 

私の感想なのですが、

子育てに参加している父親が増えた結果、

子育てに参加している父親ほど、

「2人目は無理!」と言うことが多いようです。

 

 

私は、フルタイムで仕事をしていた時に、

早期胎盤剥離のため、

緊急抵抗切開で1か月早く出産しました。

 

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

 

 

 

その経験とフルタイムで子育てをする大変さもあり、

2人目は迷っていました。

 

 

長女の子育てになんとなく慣れた5年後に

2番目を授かりました。

 

早期胎盤剥離で1人目を出産した私が、2人目を生んだ話

 

私は2人娘がいるのですが、

3人目を欲しいと思っていました。

 

 

ところが、主人から、

「3人は無理」と言われました。

 

 

私自身、仕事をしていて、

主人の協力は必須です。

 

 

実家と実の姉家族の家が近いので、

サポートもお願いできる環境の私の家庭でも、

主人は大変だと感じていたようです。

 

 

だから、

それを押し切ることはできず、

2人の娘たちを大切に育てることにしました。

 

 

私自身も、

子育てをするためには、

主人の協力は必要と感じていたからです。

 

 

子育て中の親御さんの相談を聞いていると、

母親自身が、「子どもは1人で十分」と思っている事もありますし、

「夫から、子どもは1人でいい」と言われたという人もいます。

 

 

まずは、1人目が生まれた家庭が、

「子育てって楽しい」と思え、

「2人目も産みたい!」・

「2人目も育てたい!」と思えるような

「金銭面」と「環境面」の子育て支援があると良いなと思います。

 

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