こんにちは、山口りかです。

 

 

「子どもが勉強をしないのですが、

どうしたら良いですか?」

と個別セッションで

相談を受けることがあります。

 

 

お子さんの年齢や個性、

親御さんの個性や学歴などで、

アドバイスや提案の内容は違います。

 

 

ただ、

最近、

親のマインドセットが変わり、

子どもがすんなりと勉強する

親の言葉を見つけました。

 

 

これは、

東大理Ⅲ(医学部)に4人のお子さんを合格させた

佐藤ママこと、佐藤亮子さんが、

YouTubeの中で話していた言葉です。

 

 

私は、この言葉を聞いたときに、

「スゴイ!」と感激しました。

 

 

自分が子どもの立場だったら、

「自分を尊重してくれている!」と感じて、

「じゃあ、やろうかな~」と思えるからです。

 

 

では、紹介します。

子どもがわりとすんなり勉強をする親の言葉は、

「ちょっと悪いけど(一緒に勉強する時間を)

1時間ママにくれる?」

です。

 

 

「子どもが勉強をしないのですが、

どうしたら良いですか?」

と個人セッションで相談をされる方に、

「今、どうしていますか?」と聞くと、

 

 

・「勉強しなさい」と言う

・「勉強しなくていいの?」と質問をする

のように、

直接伝えるか質問をする親が多いのです。

 

 

でも、

佐藤亮子さんは、

小学6年生の息子さんへ

「ママがちゃんと対策を考えるね」と言って、

灘中の過去問を集め、

1時間で終わるようにやることを決めるなど、

全ての準備を行い、

4日間寝ないで19年分の過去問をコピーし、

息子さんは問題を解くだけにして、

「ちょっと悪いけど(一緒に勉強する時間を)

1時間ママにくれる?」

「1時間寝るのが少なくなるけど、ちょっと悪いけどちょうだい」

と伝え、

息子さんが「良いよ」と言ったので、

息子さんは、

塾から帰り塾の宿題を終えた

23時30分から24時30分まで過去問を解き、

お母さんである佐藤亮子さんは、

その間息子さんの横にいたそうです。

 

 

佐藤亮子さんの教育には賛否あります。

 

 

否定的な人の意見は、

「そこまでしなくても良いのではないか・・」です。

 

 

私は、

2019年4月から10か月間、

毎月1回、NHK文化センター青山で、

佐藤亮子さんの話を一番前の席で聞きました。

 

 

そこで感じたのは、

佐藤亮子さんは、

お子さんが勉強するために、

お子さんがすんなり勉強をできるために、

お子さんが勉強をした成果を出せるように、

お子さん以上に、

時間もエネルギーも使っているということです。

 

 

 

「子どもが勉強をしないのですが、

どうしたら良いですか?」

と質問をする人は、

こう思っているのだと思います。

 

 

・子どもに勉強をして欲しい

・子どもの成績が上がって欲しい

 

 

こう思うのは、子どもではなく親自身ですよね・・・。

 

 

そう思っているのが親だったら、

まずは、

子どもがすんなりと勉強をしたり

成績が上がったりするために、

親自身が、

頭に汗をかき工夫をして、

行動することが必要なのではないでしょうか。

 

 

佐藤亮子さんのこの方法を、

私もアレンジしてやってみました。

 

 

高2の娘の英検受験です。

 

 

英検2級の一次は受かったのですが、

二次はあと1~2点足りずに残念だったのです。

 

 

次回二次のみ受験をするので、

シャドーイングを行い、

聞くことと話すことの練習をすることにしました。

 

 

「英検2級の二次合格のために、

お母さんに30分だけ時間をくれない?」

と伝え、

22時から一緒に英検の勉強をしています。

 

 

ただ、

30分の予定でしたが、

実際にやってみると、

30分は多すぎたので、

大体20分程度で終わっています。

 

 

やってみて思ったことが3つあります。

 

 

1つ目は、時間を守ること

時間を守るというのは、

スタートをする時間、勉強する時間の2つです。

子どもも時間を考えて行動しています。

 

「22時から」と決めたら、絶対に22時からスタートすること。

「30分」と決めたら30分までで終わる。

 

ということが重要だと思います。

 

 

2つ目は、子どもが勉強をしている時親は子どもの横にいること

私の娘の英検対策の場合、

子どもが勉強をしている間、

親である私は、

スマホや本を見るのではなく、

娘を見ておくと、

娘は集中してシャドーイングをするように思います。

 

子どもに集中して欲しいのでしたら、

親自身も子どもの集中をすることが必要だと思います。

 

 

3つ目は、だんだんできるようになると信じること

過去問や受験対策など、

勉強は、最初はできなくて当たり前です。

 

 

正しいやり方を毎日続けていれば、

だんだんできるようになってきます。

 

 

量が質に変わり、成果が出ます。

 

 

「子どもが勉強をしないのですが、

どうしたら良いですか?」

 

 

そう思っている人は、

「お母さんに●分だけ時間をくれない?」

と伝え、

 

時間を決めて

一緒に勉強をしてみては
いかがでしょうか。

 

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