こんにちは、山口りかです。

 

 

子どもから相談された場合、

どうするのがベストなのでしょうか?

 

 

これまで、個人セッションを行ってきて、

「そのような場合どうしていますか?」

と、対応方法を聞いてみると、

結構多いのは、次のことです。

 

 

・親が自分の考えを話す

・子どもにとって良いと思うことを伝える

など、親の主観を話す人が多いようです。

 

 

その方法は、お子さんにとってベストでしょうか?

 

 

では、

あなたのお子さんが理系学部の大学4年生で、

就職が決まったのに、

「毎日朝9時から夜まで研究室へ行かないといけないのに、

研究室へ行きたくない。どうしたら良い?」と言ったら、

あなたはどうしますか?

 

 

これは、個人セッションの時に、

相談された内容です。

 

 

通っている学校、

お子さんの性格、

親の学歴(大卒なら理系・文系)

親の性格

などによって対応方法は色々あると思います。

 

 

ただ、

子どもにとってベストな親の対応法として、

おススメをするのは、

次のことです。

 

 

・十分に子どもの話を聞く

・「困っている事」、「どうしたいか」、

「どうなったら良いと思っているか」を明確にする質問をする

・解決できる相手に話したり相談したりする提案をする

・解決できる相手に話したり相談する方法や内容を明確にする

 

 

私は、相談者のAさんに、

子どもにとってベストな親の対応法を話し、

お子さんとの会話を練習しました。

 

 

Aさんは、練習通りにお子さんと話をしました。

 

 

Aさんのお子さんは、

「困っている事」、「どうしたいか」、

「どうなったら良いと思っているか」が明確になり、

研究室の担当の先生へ面談希望のメールを送ることにしました。

 

 

その結果、

Aさんのお子さんは大学の担当の先生へ面談をしました。

 

 

そして、

卒論のために研究をして論文も書きたいけれども、

就職後に必要な英語の勉強をもっとしたいことや、

体力的にも精神的に疲れているので、夏に1か月ほど休みたいこと

などを伝えました。

 

 

すると、

研究室の夏休みはお盆の3日間だけでしたが、

研究室全体の夏休みは2週間になり、

Aさんのお子さんは1か月研究室を休めることになりました。

 

 

これまで、

Aさんのお子さんは、

夜になると、「明日は研究室・・・」と

気持ちがブルーになり、

「何て言って休もうかな・・・」と

言い訳を考えて、

行かなくてはいけないと思う気持ちと、

行きたくない気持ちの両方で、

さらに気持ちが落ち込んでいました。

 

 

ところが、

親に話し、

研究室の先生に話し、

了承をもらったので、

安心して休むことができました。

 

 

今、大学でも、

学生のメンタルに配慮をする対応があるそうです。

 

 

それもあって、

Aさんの子さんも配慮していただけたのだと思います。

 

 

困ったり悩んだりした時に、

サボったり逃げたり愚痴を言うのは、

一時的には効果のあることが多いと思います。

 

 

ただ、

それでも解決しない場合は多いようです。

 

 

特に、

子どもの悩みや

子どもから相談された場合、

子どもの年齢や内容によりますが、

 

 

・十分に子どもの話を聞く

・「困っている事」、「どうしたいか」、

「どうなったら良いと思っているか」を明確にする質問をする

・解決できる相手に話したり相談したりする提案をする

・解決できる相手に話したり相談する方法や内容を明確にする

 

 

を行うと、解決することが多いようです。

 

 

よろしければ、お試しくださいね!

 

フォローしてね