こんにちは、山口りかです。
「あいさつは大事」
と知っている人は多いと思います。
では、どのように大切なのでしょうか?
「コミュニケーションをできません・・・」
と、個人カウンセリングでご相談を受けました。
Eさんは、
40歳代の女性でご主人とお子さん2人の4人家族です。
今年の4月から、
3年通って試験に合格すると、
国家資格を取れる専門学校へ入学しました。
この専門学校の生徒さんは、
8割ほどは10代。
Eさんはこの生徒さんたちのお母さんと同じ年代です。
今のご時世ですので、
リモート授業も多く、
懇親会や行事も無く、
仲良くなるタイミングを逃してしまったようです。
Eさんの希望は、
あいさつができてゆるくつながる程度のコミュニケーション
です。
ところが、
あいさつをしても返してくれる人が少ないので、
あいさつをしなくなり、
1人で過ごしているとのことでした。
そこで、
具体的に話を聞き、
次の可能性があるかもしれないと言事に気付きました。
・年下の人から話しかけにくい雰囲気を醸(かも)し出しているかも・・・
・あいさつをしたのに、相手に聞こえていないのかも・・・
そこで、
「おはよう」の練習を一緒に行い、
「真顔が笑顔でいる」トレーニングを宿題にしました。
笑顔で挨拶を実践した結果・・・。
Eさんは、
専門学校で話せる人が増えました。
そして、
「結婚のメリットってなんですか?」
「結婚の決め手って何でしたか?」
と質問をされたり、
「●●ちゃんがEさんと同じ班になるって、
喜んでいました!」と聞いたり、
LINE交換をしてコミュニケーションをしたり、
クラスの30代男子から、
「ねえさん、ねえさん」
と話しかけられたり、
専門学校の時間を心地よく過ごせるようになりました。
過去を振り返って気付いたのは、
以前の挨拶は声が小さいだけだった
ということです。
コミュニケーションの第1歩は、
笑顔で相手に届くようにあいさつをする
です。
実は、家庭内で家族間の挨拶をしていない人が多いようです。
家族間の挨拶は、
「おはよう」
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
「行ってきます」
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「お帰りなさい」
「おやすみなさい」
などがあります。
あいさつと人間関係の質は比例するのかもしれませんね。
笑顔で挨拶を心掛けてみませんか。