こんにちは、子育てトレーナーの山口りかです。
先日、
子育ての悩みについての電話相談で、
中学2年生の女の子のお母様から、
「子どもを受け止められないんです・・・」とご相談を受けました。
子育てをするとき、
「親はどっしりとして子どもを受け止めましょう」
「母は女優になりましょう」
のようなことを本で読んだり人から聞いたりしたことはないでしょうか。
そうすると、
・動揺してはいけない
・悩んではいけない
・不安そうにしてはいけない
のように自分へ禁止命令を出してしまう親も多いようです。
ただ、
子どもの行動や問題は、
私たち親の想定を超えたり、
急に言われてびっくりすることは多いですよね~。
子育ての悩み、受け止められる人は受け止めればいいと思います。
女優のように本心を隠して理想の状態になり切れる人は女優になればいいと思います。
でも、
子育ての悩みを受け止められないし
女優にもなれないという人もいるのではないでしょうか。
そんな時は、子どもと一緒に悩むというのはいかがでしょうか?
「お母さんも初めてでどうしたら良いかわからないから一緒に考えよう!」
と伝えて、一緒に考えて、
行動して、うまくいったらお祝いをして、
うまくいかなければ、また一緒に考える・・・。
そうすると、すくなくとも、親子の信頼関係は育まれるのではないでしょうか。
そんな風な話をして、
「子どもを受け止められないのでしたら、
受け止めないと決め、
一緒に悩むという選択をするという方法があること」
を紹介しました。
すると、
「子どもを受け止めるのをやめます。
子どもと一緒に悩みます」と
おっしゃったので、
一緒に悩む会話の練習をしました。
後日、
「練習の通りに子どもと一緒に悩む会話をしたら、
娘が学校の話をしてくれました」と
ご連絡をいただきました。
めでたしめでたし!