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今回は、

原宿駅側である神宮前、

昔々の想い出話になります。




亡き父親の職場は、原宿駅のすぐ側。


この人混みある竹下通りより、

手前の原宿駅側だった仕事場。

父親が休日出勤のときに

「俺、今日の日曜日、仕事だからさ。
他のヤツ達は誰も居ないから、
お前ついてくるか?」

と言われ、

中高生だったわたしは「んっ!一緒に行く!」。


写真事務所だったから、

現像液の酸味あるニオイがキツかったけれど、

探検みたいで、楽しかった。


未だに、

危ないと言われている竹下通りの上手い交わし方も

子供ながらに覚えて来たし。

ただ、渋谷駅前のスクランブル交差点の人混みは

違和感なく、好きだったのですが、

原宿駅前の竹下通りの人混みは、どうも好きには

なれなかった。



未だに危ないと言われている場所だそうですね、

最近のニュースでもありました。



でも、

20歳を過ぎてから、

必然的には通らないといけない状況になったのは、

美容院への行き来です。


当時は、激務で、

深夜まで営業してる美容院が少なく。

SNSが気軽に使える時代ではなかったため、

情報雑誌で知り、

神宮前の深夜23時まで営業している美容院。

なにも、原宿駅側でなくても、

神宮前じゃなくても、、、他の場所でも

良かったのですが。

その場所しかなかったから仕方なく、

仕事帰りに通った美容院。

美容院名すら、今はもう忘れていて、

現在は店舗すらない様子。

このように真っ暗な状態を通って帰ったのが

懐かしく、、、。

子供の頃から見聞きしていたためか、

危ないことは未然に防げたし、

呑み屋や料理店から見知らぬ人達の高笑い声

が聞こえてきて、

深夜の竹下通りを一人で歩くのは、

なかなか楽しかったものです。








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