今回は、子宮内膜症と診断されて思ったことを書きます。





正直、ホッとしました。

もちろん、どうしてもっと早く診断されなかったのだろうという気持ちはありましたが、安堵の方が勝っていました。

内膜症と診断されてよかったことは、もう原因不明の痛みに怯えずに済むこと。

寝込んでも罪悪感を持たずに済むことです。

これは内膜症のせいなんだー!

と言えることが何より楽にしてくれました。





生理は、中学生の頃から重かったんです。

痛み止めも効かなくて、寝込んだりしていました。

病院も定期的に行っていましたが、痛み止めをもらうだけ。

毎月恐怖で、子宮なんかなくなればいいと思っていた思春期でした(ノ_・。)










七転八倒しながら、

「甘えてる」

「生理は病気じゃない」

という心ない言葉に傷つく必要も無くなりました。





子宮内膜症は、子宮以外に内膜ができてしまう病気で、月経のたびに、その病変から出血します。

出血は、傷が治る時と同じように、癒着を引き起こして周囲をくっつけます。

また、病変から痛みの元となる物質も出ます。

子宮内膜症の痛みは、





1. 病変の出血や炎症の痛み

2. 病変から出る痛みの元となる物質による痛み

3. 内臓同士が癒着してひきつれる痛み





のトリプルパンチで引き起こされています。

とにかく、とっても痛いのです!

生理じゃなくても痛むときがあります。

病院で診断される頃には、癒着のせいで、歩くのも息が切れるようになっていました。

手術後、下腹部の違和感がなくなり、普通に歩けるようになったんですけどね。





お分かりの通り、病変がなくならなければ、痛みは無くなりません。

ビタミン剤、漢方、ストレッチ、砂糖断ち、カフェイン断ち、足湯、……

必死で色々試しましたが効くはずもありません。

極めて「外科的」病気だからです!

手術が第一選択と言われて、どれだけホッとしたか。

わかりやすいもん笑

焼いたり切ったりすればいい。





なので、内膜症の治療自体は全く苦にならず、救われた気持ちでいました。

しかし、卵巣にメスを入れるため、妊娠・出産の問題が出てきてしまい、不妊治療という問題につながるのでした。