異例の急な展開での選挙の投票日、投票状況の雲行きの悪さにさぞかし心穏やかではないと思われたマクロン大統領がブリジット夫人を連れて投票に表れ、リラックスした様子で散歩中、周囲の人々の写真撮影の希望に応じたりていたことが一部、ネット上などで話題になっています。

 

 

 

 というのも、スーツ姿を見慣れている彼が違う服装をしているだけでも話題に上りそうなところが、黒いキャップにサングラス、革ジャン、スカーフと、これまたラフに見えながら、ブランド尽くしのブリジット夫人を伴ってのお散歩にSPがついて歩くわけですから、一目を惹くことは間違いありません。

 

 この彼の投票に向かう姿はあっという間にSNSで拡散され、「この男、自分をトム・クルーズと勘違いしている・・」、「トップガンかよ?」、「彼は今日、数少ないリラックスしたフランス人の一人だ!」などと評されています。

 

 全世界からも、このマクロン大統領の国民議会解散・選挙・極右勢力の躍進については、酷評をかっている今回の大混乱の成り行きには、その後、あまりマクロン大統領も前面で大きなコメント等を発していないことから、さすがのマクロン大統領もさぞかし、頭を抱えていることだろうと思いきや、この姿を見て、「さすがに大統領!ハートが強い!」と思いました。

 

 以前、エリザベス女王の国葬でイギリスを訪問した際に空き時間をやはりラフな服装でロンドンの街を散歩し、一部でひんしゅくを買っていたのを思い出します。

 

 彼がこのようなファッションが好みなのかどうかはわかりませんが、どうにもしっくり来ずに違和感が感じられるのは、うまく着こなしていない、とってつけたような感じが隠せない気がします。

 

 しかし、一方では、わざとこのような姿で街に投票に表れたのも、「選挙の行方には、ひるんだりしていない、リラックスしている姿」を逆にアピールしようとしたものなのかもしれません。

 

 ともあれ、さすが大統領、こんな大騒動になっても、やはり、ただものではない感じがこのファッションに表れている気がしてなりません。

 

 

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