少し前のExpensyaプラットフォームが実施した調査によると、仕事をしているフランス人がもっとも好むレストランの第一位はマクドナルドが堂々1位の座を勝ち取り、マクドナルドって、そんなに人気だったんだ~と驚いたばかりです。

 

 たしかに、このようなアンケートとなれば、絶対的に店舗数の多いマクドナルドのようなチェーン店にとっては、有利な結果に繋がりやすいとは思いますが、逆に考えれば、チェーン店とはいえ、それだけ店舗数が増えているということは、また、人気のある所以でもあります。

 

 個人的には、マクドナルドなどのファストフード店は、ごくごく、たま~に、なぜか無性に食べたくなることもあるのですが、日常的には、あまり行かないので、あまりよく知らなかったのですが、以前に比べると、格段に種類も増え、また、その時々に流行りのものを取り入れたり、「エミリーパリに行く」が大ヒットした時など、「エミリーメニュー」なるものが登場したりと、色々と手を変え品を変え、工夫している様子は広告などで見ていました。

 

 先日、たまたま、レピュブリック広場の近くに行く機会があり、マクドナルド、KFC(ケンタッキー)、バーガーキングの大きな店舗が並んでいて、こんな大通りに横並びにファストフード店が並んでいるのか・・とビックリして何気に前を通ると、そのどの店舗も5ユーロ前後の格安メニューの看板が大々的に掲げられていて、「そんなに安いの?」とびっくりした次第です。

 

 少し前までは、ファストフードといっても、決して安くはないというイメージだったのに、こんな激安メニューができていることに驚いたのです。

 

 外食が決して安くはないパリで、5ユーロで食事ができるレストランなど、まず、あり得ない話です。ふつうのブーランジェリーなどでもサンドイッチだけでも5ユーロ以下というのは、恐らく難しいと思うし、カフェやブラッスリーなどなら、ランチメニューでもだいたい20ユーロ前後です。

 

 もちろん、ファストフードとはクォリティーが違うといえば、それまでなのですが、ランチなどを選ぶとき、その価格帯は大きな位置を占めます。

 

 それにしても、ビッグマックとポテトとドリンクで5ユーロとは、すごいです。

 

 となりに並ぶ KFC(ケンタッキー)には、似たようなメニューで 4.76 ユーロの看板が・・。ただし、これは学生価格ですが、それにしても学生ではなくとも 5.95 ユーロと6ユーロ以下。そのとなりのバーガーキングにも5ユーロメニューがありました。

 

 バーガーキングは、他のファストフードよりも若干高いイメージがあったのに、この5ユーロメニューには、ハンバーガー、ポテト(あるいはオニオンリング)、ドリンクの他、コーヒーあるいは、デザートまたはオニオンリングがつけられます。

 

 あまりに他の外食の価格と違い過ぎて、もうちょっとどうなってるの?という感じです。

 

 パリであまりに外食が高くてビビったら、1食くらいファストフードに頼るという手もあるかもしれません。

 

 

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