私がパリで一番好きな場所は、サンジェルマン・デ・プレのあたりで、おそらく日本人の多くの人々がイメージするパリに一番近い場所ではないか?と思います。だいたい、あのあたりに行くと、いつも寄ってみるお店は決まっていて、基礎化粧品の類が切れれば、CITY PHARMA というビオコスメのお店(とにかく安くて、わからないことがあれば、店員さんに聞けば、丁寧に教えてくれます)だったり、生ハム屋さんだったり、いくつかのレストランだったり、モノプリ(スーパーマーケット)なども、場所がらここは高いかと思えば、意外とそうでもないものもあったりするので、時間があれば覗いてみます。

 

 このあたりは、街並みもきれいなうえに、さりげなくおしゃれな人が多くて、あまり気負っていない感じのおしゃれな感じのファッションの参考になったりもします。

 

 最近、このあたりで久しく覗いていなかったな・・と思って、マルシェ・サンジェルマンを覗いてみたら、(私の記憶が正しければ・・)以前、M&S(マークスアンドスペンサー)(イギリスのスーパーマーケット)だった場スペースが epicという食料品のお店になっていました。

 

 考えてみれば、マルシェ・サンジェルマンに昔、私が来ていたのはこのM&Sがあったからで、ブレグジットでなくなって以来、足が遠のいていたのでした。

 

 しかし、この epic という食料品店(スーパー)もなかなか悪くなく、ちょっと高級チックな食料品がこれまたおしゃれに並んでいて、置いてあるものは、ボンマルシェの食品館をこじんまりとさせた感じでもあります。

 

 このepic はマルシェ・サンジェルマンのマルシェに通じており、中からマルシェに行くこともできます。マルシェ・サンジェルマンは屋内にあるマルシェで、ちょっと上質のもの、他では見ないものなども置いており、それを囲むカタチでレストランが屋内、屋外でも食事できるようになっているお店が多いです。

 

 フレンチはもちろんのこと、イタリアンやイラン料理などのお店もあり、テイクアウトもできるようになっているので、ちょっとお惣菜を買ってみたりするのも楽しいです。

 

 そして、このマルシェの建物の一画には市民プールもあったりするところも、生活に根付いたマルシェという感じがします。

 

 さらには、このマルシェの周囲のお店やレストランもなかなか楽しく、ブルバードサンジェルマンと反対側の入口のはす向かいあたりにあるSECCOというパン屋さんもお昼時にはランチになりそうなキッシュやバーガーやフォカッチャ、クロックムッシュなどが前面に並んでおり、また、必ずといっていいくらい食事にはデザートをつけるフランス人らしく、これでもか!というほどの色とりどりのケーキなどのスイーツが並んでいます。ここは、そこまで値段もバカ高くありません。

 

 その近くには、ちょっと色褪せたピンクと白の縦じまのテントのMAISON MULOTというお店があり、かなりクォリティも値段も高いお惣菜類を置いています。ここのキッシュは有名でかなり美味しいです。ちょっと高めではありますが、キッシュなどはまあまあ許容範囲内です。

 

 ここのランチボックスなどは、なかなか洗練されていて、こじゃれた感じではありますが、なんせ、1つ20ユーロ前後だったりするので、私の場合はちょっと腰が引けてしまいます。まあ外食すると思えばパリではこのくらいの値段でも普通なのですが、いくらなんでも、だったら、ふつうに外食するわ・・と言う感じになってしまいます。

 

 ここを抜けてブルバードサンジェルマンに戻る途中には、クレープのレストランなどもあり、けっこう人気があります。

 

 こんな風に食べ物を見て歩いて、その中からちょっとずつ良さげなものをひとつふたつつまみ食いなどさせてもらいながら、ちょっとだけ買ってみたりして、追い求めて歩くのは私にとって何よりの楽しみです。

 

 ブルバード・サンジェルマンを挟んで、マルシェ・サンジェルマンとは反対側にも良いお店がたくさんあるので、それはまた、今度、ご紹介します。

 

 

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